あらすじ
「サージルは――サージルは拷問を受けるんでしょうか?」「それは容疑の内容によると思うが」「執行吏は反逆罪だって言ってました」「ああ。それなら大いにあり得る」「くそったれ、セロ、この考えなしが! しっかりしろ。そんなことナイサンダーが許すもんか」「ナイサンダーに口出しできるか疑問だな」試練に合格し《監視者》として認められたアレクのお披露目に湧く夜、突然踏み込んできた執行吏にサージルが拘束された。罪状は、女王に対する反逆罪。獄中のサージルから伝えられた暗号とセロの助力により、アレクとマイカムは犯人を突きとめる。だが、その背後にはさらに巨大な組織の存在が隠されていた――高位魔術師ナイサンダーの指揮下、《監視者》たちは都に張りめぐらされる陰謀へと立ち向かう!
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Posted by ブクログ
今日のところは、第1部完結まで。
出だしからのBL風味に、にやりとほくそ笑む。
作者はアメリカ人ですが、イギリスを彷彿とさせる(ファンタジーだものね)城塞でのバトル、酒場、船旅、監獄、刺客。盗賊(吟遊詩人?)と弟子、魔法使い……萌えどころとスリルは満点! 変装で高貴な姫様にもなっちゃいます(♂)。親子で兄弟で友人で愛人。
怒涛のようにすいすい読めました、特に3巻。
自分的にはサージルの印象が公式イラストとはやや違って、もう少し幼いように思います。オーリンフェイなので年齢はともかく、本人も言っているように精神的にはアレクと同じくらいに見えるので。むしろアレクのほうが大人に感じる場面もあったり!(*全て読破すると、精神年齢から言えばサージルもアレクも同じくらい、むしろアレクはフェイと人間のハーフだからサージルより発達している可能性もあることが分かりますね) からかい好きで皮肉屋、おしゃべり好きなところとか、ちょっとバーティミアスと似てるかも。
otter、カワウソー!