【感想・ネタバレ】闇の守り手1 ナイトランナーIのレビュー

あらすじ

「あなたはぼくのことをほとんど知りません。どうしてぼくなんかを連れて行こうとするんです?」「確かにわたしはお前を知らない。おそらく、お前を見ていると思い出すせいだろう――」「あなたの昔の知り合いを?」「昔のわたしをだ」無実の罪でとらえられた少年アレクは、奴隷商人に売られる前夜、謎の男サージルに伴われ脱獄する。幾つもの名を持つ密偵である彼に弟子入りしたアレク。初仕事は、闇の帝国プレニマーの高官から情報を得ることだったが、知らず持ち帰った「宝」のせいで二人は高額賞金首、その上、仕掛けられた呪いにより、サージルは瀕死に!! 解呪できるのは魔法王国スカラの魔術師だけ。予期せぬ出会いにより結びつけられた二人は、追っ手から逃れ、スカラに辿りつけるのか――!?

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Posted by ブクログ

2011年お気に入り1位
表紙の美しさに惹かれて購入。
適度にしっかり、適度に軽く、読みやすいファンタジーだと思う。
日本語訳もかなり滑らかで読み易かった。

他の人の感想で気づいたけど、アレクは最初からサージルに大事にされてるね。アレクが苦労してない、ということではないと思うんだ。最初から牢屋で拷問だし、碌な情報も技術もない段階で師匠が心身共に病んじゃうんだもん。

典型的ファンタジー師匠は最初、理不尽なまでに主人公に厳しくあたるけど、あれ普通に考えるとひねくれる未来しか見えないんだ。周囲の状況はどんだけキツくてもいいけど、一番近くにいる人が追い討ちかけてどーすんだよ。

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2014年08月12日

Posted by ブクログ

森の奥で育った狩人の少年アレクは、謎めいた美青年サージルに命を救われ、彼の友人兼弟子となる。女王の家臣として働く彼らの冒険や呪いとの戦いが物語の本筋だが、二人の微妙な関係の変化がもどかしくも萌えどころ。ほぼ完全な男女同権国家、魔法使いやエルフのような長命種の存在する世界観。直接的な性描写はないけれど結構オープンにいちゃいちゃしている。かなり好き。

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2011年12月22日

Posted by ブクログ

無実の罪で投獄されたところを助けられた主人公アレクが、恩人の弟子になる、という話。出会った瞬間から始まる不思議な信頼というか、仲間関係に惹かれます。世界観(?)の説明が少し疲れますが、ストーリーの展開がかなり面白い。続きが読みたくなります。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ナイトランナー第一部。全3巻。サージルの口調がすごい好きです。一人で軽やかに駆け抜けてる感じが素敵。ファンタジーが好きで、設定フェチな方はぜひ!素直な少年アレクの成長も見所です。あ、もちろん女装もありますよ!!(私的ポイント)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

海外ファンタジーの小説です。ものすごく面白かった!
まず翻訳が凄く丁寧で、違和感なくすらすらと読むことが出来ます。
世界観など、わりと海外のものだと馴染めないものも多かったりしますが、このお話しはそんなことはありませんでした。
主人公サージルとアレクのもどかしい関係と、飽きさせないストーリーが面白くて、あっという間に読みきってしまえるシリーズです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

美しい青年、サージルとは何ものなのか?しかし、アレクはただ彼について行くしかありません。これからが楽しみな1巻。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

和訳の洋物ファンタジー。
カバーイラストが気に入って買ったナイトランナーシリーズ、第一部一冊目。
今のところ、日本では第二部光の光の狩り手、第三部月の反逆者が(それぞれ三冊ずつ)発行されている。
日本では現在これで打ち止めだけれど、原作はまだ続いている。
(どうせ出すなら全巻やってくれ~;)
主人公の少年アレクが無実の罪で牢に放り込まれ、そこで出会うサージルと言う青年との冒険譚(?)…の筈が、読み進めていくと何時の間にやらあらイヤンな関係に…。
洋物でこの展開は想像しておらず、ちょっとウケて萌えた。←
エルフがモデルであろう種族などもあったりして、それなりに楽しめました。
和訳洋物の中では読みやすいのではないかと。

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2009年10月25日

Posted by ブクログ

私的には外せないファンタジーです。
途中からBLな展開も待ちうけています。
現在、第二シリーズ六冊目まで刊行済み。次は夏ぐらいらしいので、楽しみですね!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

無実の罪で捉えられた少年アレクは、牢で一緒になった謎の青年サージルと共に脱獄する。ひょんな事から呪いをかけられ瀕死のサージルを助ける為、アレクは一路魔法王国スカラを目指すのだが…。
翻訳物は、本文に忠実だと単調で理解が難しい文章になり苦手なのですが、これはサクサク読めました!文章のテンポが良く、キャラクターも魅力的なので読み易かったです。由貴海里さんの美麗イラストもとっつきにくさを好カバー。容姿端麗・頭脳明晰、欠点なしのサージルもトラウマに悩まされていたりと人間臭さも織り込まれているので、ファンタジーが苦手な人でもすんなり読めるのでは??続きが待ち遠しいです!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

普通の本なのにBLの臭いがします(何だと)サージルに助けられた少年アレク。のろいによって徐々に衰弱していくサージルを想う一生懸命さにココロ打たれます。三部作だそうで。楽しみです。

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2009年10月04日

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