【感想・ネタバレ】夜魔 -奇-のレビュー

あらすじ

「君の奥底に眠る『願望(のぞみ)』は───何だね?」 小学校の校庭に立つ大きな桜の木。この桜は子供を攫う。咲が子供の頃、目の前で親友が桜の花びらに沈み、消えた。風が薙ぎ、桜色のさざなみが立つ時、咲は悪寒とともに明確な危険を感じる。──桜の花びらは危険だ。そして、親友のことを想い続け、魔女と出会った彼女は、密かに願う。 これは、『Missing』シリーズの夜色(ヨルイロ)の外套(マント)を身に纏った魔人と、魔女・十叶詠子が紡ぐ物語。そして二人の出会いとは──。 甲田学人が放つ渾身の幻想奇譚短編連作集、メディアワークス文庫『 -怪- 』と連動し、待望の文庫化!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

痛い、しかし綺麗。漠然としてるけど、それが全て。ホラーともグロとも言えない綺麗さは流石。痛さでは薄刃、綺麗さでは桜下、全体で考えると魔女。なんだかんだ言って詠子と神野のコンビが好きだと再確認。

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2011年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

甲田学人の不気味さが表れてる本。
『断章のグリム』が苦手な人は『Missing』を、『Missing』が苦手な人は『夜魔』だけでも読むべき。
最後の黄泉子先輩の子供のころの話が好き。そのためだけにこれ買いました。

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2013年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

十叶詠子と神野 陰之の取り巻きをメインとする話。

十叶詠子が最初からそういうキャラだったのは分かっていた。
神野三郎陰之から夜闇の魔王・神野 陰之になる話が欲しかった

できれば、小崎 摩津方の魔術戦争とかもあれば嬉しかった。


そういう点を除けば、Missing番外編として楽しめた。

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2012年03月29日

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