あらすじ
幼い頃の禅寺での生活のおかげで、糠、粕、麹はお手のもの。そんな黄理子のおべんとうは、地味だけど、なぜかいつも美味しそう。母親とのちょっと難しい関係に悩む日も、職場の上司に不覚にもトキメク日もあるけれど、一日一日を大切に。それが黄理子スタイル。
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匿名
ばれちゃった
ついに谷原紅子の娘だと世間に知られてしまったきりこと青太郎。
紅子は慌てることなく記者会見に臨み、2人は紅子のマンションに避難することに。
Posted by ブクログ
静かに胸に染み入る話だと思う。うっかり電車の中で読んでいたら泣きそうになって慌てた(笑)
作中に登場する料理がこれまた美味しそう。すごく凝った料理というわけではないんです。素朴で優しい、でも一つ一つ丁寧に作っている感じ。体にも優しそうなメニューがほとんど。米粉ケーキとか鳥そぼろとか食べたい・・・。
佐野さんの描かれる漫画はゆっくり時が流れている作品が多い気がする。そこが良い。黄理子と主任のゆっくり進む恋愛も、意地を張ってお互いに素直になれない親子関係も日日、ゆっくりと成長している。料理と物語を上手く絡めて面白く描いている話だと思う。次巻も楽しみ。