あらすじ
中二の夏、溺れていた子どもを助けようとして、自らも命を落としかけた希子は、それ以来心を閉ざしてきた。だれとも関わりを持たないように。将来の夢など見ないように。そんな希子の前に、「死神うどんカフェ1号店」があらわれる。どこか世慣れない店長と、男子ふたりが開店したカフェには、なぜか三田亜吉良、自分を助けるために川に飛びこみ、意識不明の重体のまま眠りつづける元クラスメイトの姿があった。
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Posted by ブクログ
再読。命を落としかけた高一の希子と死神うどんカフェ1号店の店員達の日常が描かれていた。
読んでいて、重い話も多いけど人物の設定が個性的で面白いし、命の重さについて考えれる本だった。
死神のダンスは、死の予告を意味するっていう設定が特に面白かったと思う。
「体は蘇生したけれど、心は死んだままだ。」って言う所の表現が特に心に残った。
絵も可愛くて、読みやすいのでまた2杯目も読みたいです。