【感想・ネタバレ】ぼんちのレビュー

あらすじ

放蕩を重ねても、帳尻の合った遊び方をするのが大阪の“ぼんち”。古い暖簾を誇る足袋問屋の一人息子喜久治は「ぼんぼんになったらあかん、ぼんちになりや。男に騙されても女に騙されてはあかん」という死際の父の言葉を金科玉条として生きようと決意する。喜久治の人生修業を中心に、彼を巡る五人の女達、船場商家の厳しい家族制度、特殊な風習を執拗なまでの情熱をこめて描く長編。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

大阪船場のぼんぼんの話。

山崎豊子の船場ものの中ではちょっと異色かな。商いの話よりも女遊び方が内容としては濃い。こういうしきたりって今でも残ってるのかな。女も女でちゃっかりしてる。

喜久治が新しい女に手を出すたびに、おいおい、もういい加減にしとけよと思ってたのが本音。

0
2013年12月12日

「小説」ランキング