あらすじ
石ノ森章太郎のあの名作「人造人間キカイダー」を、大人気作家・松岡圭祐が完全小説化!! 読み応え十分の本格冒険SF小説の傑作が日本を震撼させる!!
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Posted by ブクログ
「機能停止の前に敗北をデータに刻め、キカイダー!」
ultraman719さんの本棚から、松岡圭祐さんの『人造人間キカイダー』のノベライズです!
いや、失敗したー!(いきなり)
これってさ、あれじゃないの?
もう勘がいいからさ、分かっちゃうのよ
あれよね
「あの松岡圭祐さんが『人造人間キカイダー』の世界観をこんな風に表現したのか!」ってのが面白味のど真ん中にあるのよ!
だがしかーし!
わい松岡圭祐さん初読み
普段の松岡圭祐さん知らんねん(致命傷)
「あの松岡圭祐さんが」という感慨ゼロ
だがしかーし!(2回目)
それでも面白かったよー。゚(゚´Д`゚)゚。
もう、カッコ良い
全編に渡ってただただカッコ良い
文章が全部「カッコ良い」でコーティングされてます
そして悲しい!
悲哀です
仮想生命体の悲哀が全編に渡って滲み出ています
そしてこの悲哀こそがキカイダーなのよ!
ギターの音色なのよ!
松岡くん、分かっとるやないか
キカイダーのなんたるかが分かっとるやないか
いい仕事したな!(立ち位置謎)
Posted by ブクログ
石ノ森章太郎原作の漫画を元にしたノベライズ。
科学者である父親と離れて暮らすミツコの元に、ジローと名乗るギターを担いだ青年が現れる。彼は何度もミツコの窮地を救い、弟のマサルとも親しくなっていき、ミツコもまた彼に淡い感情を抱くようになる。
しかし、ジローの正体はキカイダーという名のロボットであり、ダークの魔の手からミツコを守るためにやってきたのであった。という、王道なヒーローもの。
いやあ良かった。ロボット×人間はこうでなくては。
キカイダーとハカイダー、そしてマリのロボット同士の兄弟関係もいい。ミツコも含め、それぞれで父親に対する複雑な感情を抱いているが、そこから生じた行動には愛情めいたものが感じられるからだ。マリもミツコに対してうっすらと嫉妬めいたものを感じていたんだろうなぁ、と思える場面があるのもまた良し。
とても面白かった。
Posted by ブクログ
テレビで「人造人間キカイダー」をリアルタイムで観た世代です。
大変面白く読ませていただきました。
上手に現代に合わせた設定になっていますね。
無線LANを拾い、携帯電波を体内から発し、有機ELを身にまとい爽やかな青年に擬態する。
テレビでは説明不足だった半身が赤・青になっている理由、良心回路の構造、ギルの悪魔の笛の音がキカイダーに及ぼす機械的作用。
いや~上手い!
そして往年のファンが泣いて喜ぶギターを弾きながらの登場シーン。もう拍手喝采です。
最初の敵はグレイサイキング。ダブルチョップや大車輪投げまで出てきたのには笑いました。サービス精神満点ですね。
そして必殺技は「デンジエンド!」もう涙ちょちょぎれです。
後半あまりにもサービス精神旺盛で初期敵役ロボットがうじゃうじゃ出てきたのは少し興醒め。
ヒトデムラサキなんて2頁で爆発、完全に雑魚キャラ扱い、可哀そう!
プロフェッサーギルを倒しジローは何処ともなく去っていく。
但しマリ(ビジンダー)はシャドーに転職し色違いのハカイダーは健在の様子。しかもキカイダーのプロトタイプは太陽電池で動く設定。これってゼロワン?
やっぱり本職の作家さんが書いたら面白いわ。サイボーグ009も人に書かせたら良かったのに。続編希望!
Posted by ブクログ
ギターのジロー♪ 僕らの仲間~♪ 優しく強いロボットさ~♪
あ~くと戦い~、今日も行く~♪
キックだ、パンチだ!ぶちかませ~♪
ダークロボット!やっつけろ~♪
(歌でどんな作品かわかる)
悪と善をくっつけて、良心回路がコントロール!
ロールパンナみたいな設定です!
Posted by ブクログ
コミックの小説版というイメージでしょうか
幼いころにテレビで見た衝撃が残る世代として
非常に面白く読みました
そうはいっても、映像化は「なし」の方向で…
Posted by ブクログ
あの“名作”の漫画、テレビシリーズの「キカイダー」が、本作では見事に「現代または近未来の物語」として翻案されている…
個人的には「キカイダー」のテレビシリーズについて、「BGMが凄く佳かった」と記憶していて、一部は時々不意に頭の中に思い浮かぶ程なのだが…本作を読んでいて、そんなものの一部が思い浮かんだ程だった…
本作の愉しかった箇所…人間に準ずるモノとして構想された、ロボット達の人工知能の思考が描写されている辺りのように思う…また、ジローに惹かれるようになるミツコの心の揺れや行動の描写も面白い…こういう辺りは「SF」である以上に「“人間”を考えさせる」という味わいが在ったと思う…更に…「最凶の敵」であるハカイダーもキカイダーの前に立ちはだかる…「自らの存在」を問い続けながら、必死に闘うキカイダー…自らを上回る性能を誇るハカイダーを前に、どのように立ち向かうのか?!
本作に関しては「近年中に制作・公開の映画の原案」という位置付けも与えられているやに聞くが…それはそれとして、上述の「SF」である以上に「“人間”を考えさせる」という味わいは「小説ならでは!!」の愉しさだと思う。本作は正しく“The Novel”である。