【感想・ネタバレ】マホロミ 2のレビュー

あらすじ

真百合と出会い建物の記憶を視る能力に目覚めた土神。
大学で建築を学びながら建物たちの過去に触れるうちに、
著名な建築士であった祖父の存在が気になり始める。
そんなある日、土神は学内の旧図書館で血痕の幻を目にする。
かつて死亡事故があったと噂されるその場所で、
何があったのか…!?
生前は疎遠だった祖父との奇妙な縁が
土神を新たな世界へと導いていく…。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

個人的には苦手なんだけど、恋愛系の話がメインになりつつある気がする。
テンポがいいのですらすら読めるけど、でも何かあっさり読み進めてはいけないような儚さも感じる。
自分はまた大学に通うなら絶対に建築に行きたいので、主人公の学生生活がひたすら羨ましく映ります。

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2014年11月24日

Posted by ブクログ

前作から随分と経っているので また作者得意の放り出しかと懸念していたが、一巻目のかったるさが二巻目になって消失しテンポも中身も良い方に化けた。特に主人公たちの二世代前の家族の絡みが出てきて一作目の伏線とは思えなかった部分が生きてきている。良書であろう。

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2013年03月02日

Posted by ブクログ

建築物に残された思いとか、それを巡る人の感情、ではなくて、建築物の想いを読み取る土神くん。

幽霊は記録が消えた記憶の残滓、というのが自分の中の現実的な解釈の落とし所だけれど、この形態はやっぱりミステリと相性が良いよなぁと。すべては京極夏彦が悪い。記憶が感情の方に振れるとホラーになるけど、そっちの物語はあまり興味ないけど、個人的な感情はホラーに近い。
楽しむならミステリ的な幽霊だけれど、自分の中の消えない物語としてはホラーな幽霊が住み着いている。

何はなくても、冬目景さんの絵が見られるだけでも、試乗な上に、話まで面白くて、たまりません。

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2013年03月01日

Posted by ブクログ

ヒロインにやられてるなあ。スピリッツで次回は12月頃と出てて、なんでやねん!と思ったら、この本のあとがきを読んで納得。とは言え、もう少し早く続きが読みたい

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2013年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読んでて一番衝撃だったのは、この漫画の舞台に気付いたこと。
「横浜学院大学」って学校、描写を見れば見るほど私の母校でした。
教育学部7号棟、8号棟。読んでて懐かしさに胸一杯になりました。
そして、建築学科じゃなかったことを少し悔やみました。
#全然興味のなかった分野なので、行きたかったとかではないですが。
友人に建築の方が多いので、今度この漫画を薦めてみようかな。

(以下、ネタバレ)

上記で舞台について諸々触れてはみたものの、
本作のメインテーマは家族ですね。特に両親との対立。
似ているからこそ違う部分が目に付くというのは、
まさしくその通りだなぁと思ってしまったり。
中々難しいもんですよね、似てたら似てたで、
似てなかったら似てなかったで。なんとなく共感もありました。

あと、最後の展開は、好きじゃないかな。
想い人の孫との恋愛ものなぞ見たくもないと思ってしまいますが。
次巻、果たして。

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2014年10月01日

Posted by ブクログ

住んでいるといたまない。
住まなくなるととたんにいたむ。
家も植物のように人間と共鳴しているんだなぁ。

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2013年03月22日

Posted by ブクログ

石蕗くん登場。
彼の考え方が、なんか対極。主人公の東也とどう絡んでいくのかな?

でも、東也って過去視の能力ありきの、立ち位置と思うんだよね。
きっと、能力なくなる展開になるはず。そのときに、今経験していることが、どんな風に影響していくんだろうかね。

低温だけど、じわじわ進行するストーリーテラーっぷりが、好きだな冬目景。

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2013年03月10日

Posted by ブクログ

建築学科の課題が懐かしい。似たようなことやった。30cmのキューブをスチレンボードで作りその内部で光を演出せよ、とか。好き勝手に創造するのはお気楽で実に愉しいんだよね。

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2013年03月03日

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