【感想・ネタバレ】伯爵家のしきたりのレビュー

あらすじ

しきたりを学び、受け継ぐことで暮らしは豊かになる。一歩ひくこと、なにもない静けさ、相手を思うこころ。伯爵家に生まれ、宗家を継いだ著者が700年続く礼法を現代に伝える一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 物事を極めるのに、「こころ」から入るか、「かたち」から入るか、の議論があります。私が空手に明け暮れてた頃は、まず「かたち」から。「かたち」が自然にできるようになる頃、いつの間にか「こころ」がついてきてた気がします。小笠原敬承斎「伯爵家のしきたり」、2014.1発行。礼儀とは相手や周囲の人々に対して持つべき「こころ」そのもの。「礼儀」を相手に伝えるために必要となるものが「作法」。「作法」とは、知識、立ち振る舞い、ことば遣い、身だしなみに至るまで、あらゆる「かたち」を指す。なるほどと感じ入りました。

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2021年07月15日

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