【感想・ネタバレ】低温火傷I たとえすでに誰かのものでものレビュー

あらすじ

音大受験に失敗して生きる意味を見失った音海は、妻子ある男との恋に逃げ道を求めていた。暴力を振るう父、従順な母、死んでしまった兄……家族は誰も助けてくれない。ある日、男との逢瀬から戻った音海は兄の仏壇に供えられた花に気付く。その花には、兄の死と家族に関する秘密が隠されていた。全三話シリーズ第一弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

狗飼恭子さんの作品は今までもずっと好きだったのですが、この作品は1番好きかな、と思います。

1冊目は『たとえすでにだれかのものでも』

決して略奪の趣味趣向があるわけではありません。ただ、どうしても好きになってはいけない相手はいるわけで…。
結局は何に対してかわからないけれど(自分へか、相手へか、それとも…)悔しくて切なくて、そしてそんな恋愛なんかやめてしまいたくて、と思うような気がします。

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2011年10月24日

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