【感想・ネタバレ】会社の値段のレビュー

あらすじ

日本では、「会社買収」に対する違和感を持つ人が多い。しかし、株式会社というのは、そもそも「会社を売り買いする仕組み」ではなかったのだろうか?本書は、会社に値段を付ける、ということはどういうことなのかを根本にまで立ち返って考え、資本主義というシステムの本質から、現在、世の中で何が起こっているかまでを、腑に落ちるまでしっかりと解説。また、「企業価値算定」の基本公式を紹介し、「賢い投資家」になるためのコツをも伝授する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

書かれたのは2005年、ホリエモンが主人公だった年だ。
その後の騒動、リーマン・ショック、東電やオリンパスの経営問題を経たからこそなお知っておかなければいけないことが書かれている。
株式会社というルール、M&A実務、PEファンドなどへの入り口としても優れている。
おそらくメッセージは2つ。
市民へ:銀行に頼るのではなく、市場のプレイヤーとして最大限努力する義務と価値を学んでほしい
経営者へ:株主価値という言葉の真意を理解して、責任を持って経営の決断を下してほしい
ということだろう。

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2011年12月26日

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