あらすじ
【人斬り以蔵に赦された、唯一の路――。】
壬生浪士の警護する公卿・公知が暗殺される。暗い目論見にいざなわれ、その下手人とされた新兵衛・以蔵の辿る末路とは――。そして、新隊士を迎えた壬生浪士では、土方が発表したある四箇条が波紋を呼び…?
(C)2012 Tatsuya Yamamura (C)2012 Yaeko Ninagawa (C)2012 Kazuya Machida
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
息を呑む人間模様(゚A゚;)ゴクリ
1巻から安定した面白さなんだけれども、この7巻は特に凄かった。
設定、ストーリー、そして絵の全てがハイレベルで融合しているんだけど、特にこの巻は絵がすごい。
各キャラクター、台詞がなくても表情で言いたいことがわかるレベルの鬼気迫る筆致。
土方と言い争いの末に掴みかかった原田左之助の表情にはページめくっていきなり目に飛び込んできたこともあり、ホントびっくりした。
他のキャラクター(特にこの巻で際立っていたのが土方、斎藤、田中新兵衛、新見、佐伯、そして佐伯…大事なことなので2回言いました。)もそれぞれキャラが立っていてすばらしい。もう面白すぎてどうしようもないよこの作品は。あと、お梅さん眼力あって美しす。。。まあ、次巻でさよならなんだけど(´・ω・`)
PS/ あとがきで作画の蜷川さんが佐伯には作画のモデルにした俳優がいる…とあって、ああ…と思った。いや、それが誰なのかははっきり思いあたらないんだけど、佐伯って初登場時からなんか既視感のある顔立ちだったんだよね。