あらすじ
【宿志、果てるまで──。】
京都残留を賭けた容保の警護。怒りに燃えた総司が以蔵を追い込む! 果たして任務達成なるか――? そして、試衛館一門を覆うさらなる受難。哮る狼・芹沢鴨の悪しき所業が始まる…。
(C)2009 Tatsuya Yamamura (C)2009 Yaeko Ninagawa (C)2009 Kazuya Machida
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Posted by ブクログ
(1、2巻まとめての感想)
「新選組刃義抄 アサギ」2巻まで読んだけど、すっごいおもしろいよー!!!もうもう歳がかこいいいいいい!!!まじかこいくてごろんごろんする^ρ^
監修に「組!」の監修者さんがついてるから、筋も史実的にもしっかりしてるし。
あと作画の漫画家さんが絵がうまい!カラーはもうひとつだけど、白黒絵がすごくかっこいい。少年漫画らしく、剣のシーンもスピード感や迫力があるし、コマの運び・構図がうまい。
女性の作家さんなんだそうだけど、そうは思えない剣のシーンのかっこよさ。でも、美形キャラに魅力があるという意味では女性漫画家さんならではなのかな。
そうそう、ちなみに主要キャラの髪型は、漫画にありがちななんちゃって髷(美形以外は普通の髷。もうお約束だよね^^^^)。
人がよくて将器のある(そしてゆかいな^^)近藤、かっこいい女房役の土方という、理想の近藤&土方を見せつけられた!そしてこの二人の背中を追って、この二人のために剣で道を開こうとする沖田がもうね!!近藤土方は総司を可愛がってるし、3人の関係性としてパーフェクトですよね。
ただ、私は司馬ベースの(今読んでる小説、木内沖田もそう)「浮世離れしてて明るい総司」というキャラがツボなんだけど、アサギの総司は少年漫画の主人公だからかそれは許されず(笑)、主人公らしい真面目で清潔感のある性格。クセのあるキャラが好きだから、この総司の性格は個人的には少し物足りない。
脇(というか、隊内の主要キャラ)はすごく魅力的。飄々としたキャラを、ここでは斉藤が担っている。
また、以蔵や田中新兵衛たち人斬りや倒幕派の面々まで、つっこんで書いてる。
芹沢の解釈も「そうきたか」とわくわくさせる設定。
(そういえばアサギでは、沖田とともに藤堂もメインを張るんだけど、「沖田の天才にコンプレックスを持つ藤堂」の構図にデジャブ感?と思ってたら、「組!」もだった)
とりあえず、近藤・土方・沖田の出会った頃のエピソード(たいていどの新選組ものでも大体出てくるけど)が、とても満足がいくものだった。ただ、すごく丁寧に話を進めているので巻数を重ねそう。まだ4巻しか出てないけど、最後まで続いてほしいなあ。
Posted by ブクログ
芹沢鴨が怖すぎる(精神的な意味で)。新見錦が美形でびっくり。沖田の性格も斬新だったけど、斎藤一も斬新でした。いい感じで曲者すぎる。この3人でつるんでると、藤堂がますます凡人に……。
どの時代まで続くのかわかりませんが、次巻も楽しみな1冊です。
Posted by ブクログ
鴨さんと斎藤さんの登場です、どちらもパンチのある登場シーンだったと思います。自分が知りうる限り“もっともチャラい斎藤一”ではないかと。深い新撰組漫画だと思うので、今後にも期待。