あらすじ
祖母の突然の死去。アルツハイマー以外は健康で、まだまだ長生きすると思っていたのに! 体調不良を訴え病院に、緊急搬送され、そのまま亡くなった。あっという間の出来事だった…。そして数日後。母と私は祖母の思いが詰まった遺品を整理をすることにーーーそこで直面した出来事とは!? 「なんにもない生活」4コマ篇も収録。
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「なんにもない家」に憧れ、家じゅうのいらないものを捨てまくる!極限までモノを減らした生活に取り組む「ゆるりまい」さんの日常を描いたコミックエッセイ。
とにかく驚くのは、「捨て」への執念!その「捨てっぷり」といったら…ご主人にもらったペアリングや、卒業アルバムまでも捨ててしまうほど!
正直、そこまでやらなくても…と思いますが、常に家の中に「捨てるもの」がないかチェックするという心がけには、深く感心しました。そういう視点で見ていくと、「必要ないけどなんとなくとってあるモノ」って、意外とある…!
読後はそんなモノたちが無性に気になり、猛烈に片づけを始めてしまいました。
ほんわかしたイラストとは裏腹に、ものすごい原動力を与えてくれる本。「最近部屋が片づかない」「片づけたいけどやる気が出ない」…そんなあなたにオススメです!
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Posted by ブクログ
遺品整理は本当につらそうだなぁ。関係ない人のことなら、捨てちゃえばいいじゃんと思うけど、祖父母や両親、配偶者などなど、捨てられないなぁ。私が死んだら捨ててねと私の遺品を整理する人に託してしまいそう。時間をかけて、話し合って、やっていくしかないね。遺品整理のときに後悔しないように、生きているうちにコミュニケーションをしっかりとれていたらいいな。私の捨て生活を後押してくれるこのシリーズ。読みながら大小のものを捨てに捨て、捨てるものがないなと思うとベランダの落ち葉を掃除して捨てたりして、お掃除もたくさんできるようになりました。これからお子さんが生まれるまいさんの生活、気になりすぎます。
Posted by ブクログ
私の憧れの人である、ゆるりまいさんの新刊。今回は著者である、ゆるりまいさんのおばあさまの遺品整理編。やはり、思い出の品の数々なので遺品整理というのは大変なんだなと思った。私も一人っ子なのでいずれ、自分自身の親の遺品整理をせねばならないかと思うと気が重い。今回は悲しいお話しだけでなく、ゆるりまいさんのおめでたいお話しもあってファンとしては嬉しい。そして、倉敷意匠の救急箱と手提げ小箱が紹介されていたのが倉敷市民としては嬉しかった。
匿名
いつも通り片付けられない理由
遺品整理は、故人と身近にある人の心の整理でもある。今回はなかなか片付けが進みません。でもそうなる原因が考察されています。
片付けって、とてもエネルギーがいるから早くから取り組みたいけど、親が生きているうちにはなかなかできないと言うジレンマ。
家族仲が悪いとより難しいなぁと思います。なりたくて仲悪い訳じゃないだろうけど、いずれ自分の身に降りかかってくる親の家の片付けは多くの家庭が抱える問題じゃないかなぁと感じました。
Posted by ブクログ
なにもないゆるりさんの家の遺品整理。
今まであまり語られることがなかった祖母との関係。
そんな中での遺品整理はなかなか考えさせられるものでした。
自分の物ではないものの整理はなかなか難しいですね。思い入れもありますし。
読み終わって思ったのは、自分が亡くなった後の整理をしてもらうのは申し訳ないなと。
なるべく生前に整理しておきたいと思いました。
めざせゆるりさん‼️
Posted by ブクログ
今まで片づけに拒否的だったおばあさんが亡くなられて、その遺品整理をしよう・・という内容なんだけど、「こんなことま(身内の死)でマンガのネタにするのか~」と驚いた。しかも、ストーリー的にはあまりまとまっていないような感じ(遺品整理もまだまだ途中まで)で。出産前にやっつけで描いた作品のようです。
ただ、年をとってしまうと気力も体力も衰えて、片づけができなくなる・・というのは確かで共感するところ。自分も日々少しずつ片づけしなくちゃなーと思ったのでした。
Posted by ブクログ
なにもない作者さんの家。
でも、同居家族のそれぞれの部屋にはそれぞれのものが。
そんな時に、おばあちゃんが亡くなり、遺品整理をすることに。
「必要か」「不必要か」…
とかちょっと違うモノの見方になる作者の戸惑いみたいなものが
この巻にはありますね…。