【感想・ネタバレ】代償のギルタオン2のレビュー

2013年度の第12回スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞受賞作。
美しいイラストと、紹介文にある「人型兵器」の文字。ガ○ダムやエ○ァ好きの方ならきっと楽しめるはず。戦争とは無関係の主人公がいきなり操縦士になって神のような働きをするのはお約束なので、ツッコんではいけません。むしろそれが見たかったのです。
本作の特徴は、人型兵器「ギルタオン」を操縦するには何か大きな代償が必要となるところ。
詳細は読んでのお楽しみですが、この代償が究極のギブアンドテイク。率直に切なすぎて面白いと言えないくらい…。
また、ギルタオンの各種能力、戦闘シーンが想像しやすく描写されており、迫力大!アニメ化して欲しいです。
本当に新人作家さんなのか、新人偽装じゃないかという出来栄え。神高槍矢先生に今後も注目です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年03月29日

対価と孤独と企ての話。さよならロックまたきてロック。前巻はギルタオンが10機登場していたが今巻は4機のみ。また市街地戦ということで前巻とは質の違った戦闘が繰り広げられる。戦いを続けるにあたってライクが救われる道は狂人になるくらいしかないような。すぐに視点が飛ぶ群像劇的な書き方は戦争モノとしては即して...続きを読むいるだろうが、勢いのある戦闘描写が期待されるロボットモノとしては功を奏しているのか疑問。付け加えるなら223ページの挿絵とか、イラストで人物が判断できないのでもうちょっと人物の描写を増やしてくれると有り難い。

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