【感想・ネタバレ】ソーシャルエコノミー 和をしかける経済のレビュー

あらすじ


ソーシャルメディア時代の価値は、共有、共感、共鳴へ
Facebookをはじめとする各種ソーシャルメディアサービスが急速的に浸透するなか、欧米では人と人がつながることにより生まれる経済価値が注目を集め始めている。日本ではソーシャルメディア後進国と言われる一方、ソーシャルメディア時代の価値観およびそこに紐づく消費は大きな変革期へと来ている。
本書では、経済価値をも変えてしまう、この大きなうねりを「ソーシャル・エコノミー」と呼ぶ。ソーシャル・エコノミーを活性化させる基盤となるのは、良質なコミュニティだ。本書では、昔の日本のムラを統治する手段として行なわれてきた「祭り」や、よりエンターテインメント的に発展した「祭り」など、コミュニティを創り・育て・盛り上げるためのノウハウやメカニズムを解明し、コミュニケーションを考えるヒントとして提案する。
※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
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Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目13箇所。日本人の場合は、まずどこの人間かで「和」の人格が規定される、その人がどんな組織の「和」を担っているかで、向き合い方も大きく影響されてしまう。テレビ自体はそんなに変わっていない、変わってしまったのは、「おもしろいと感じあえる人たち」とのつながりの登場だ。2005年、「これから5年後に、日本で一番人気になるのは、秋葉原に小劇場を構える女の子たちになるよ」と言ったところで信じられただろうか?秋元康・・・「企画やプランニングで一番重要なのは、真っ先に自分がおもしろがれること」。ソーシャルメディアとは、「自分発の人間関係の増幅装置」である、求められるのは常に一人称の「個」の気迫。AKB48・・・育てたい、成長させたい、完成させたいと願うからこそ、ゴールを目指してがんばれたり感情移入できる。デフレだとか低価格商品を選ぶという裏には、そんな楽しさや満足感を嗜好する変化も起きていた。「喜びを他の誰かとわかりあう! それだけがこの世の中を熱くする」(痛快ウキウキ通り/小沢健二)。AKB48のCD複数枚購入について・・・ここであえて注目したいのは「実際に商品が売れ、経済が動いている」という事実が意味するものだ。私たちは、祭りが大好きだ、嘘いつわりのない一生懸命さが大好きだ。恥ずかしがりのはずの日本人が、なぜ「KARAOKE」と作れたのだろうと思う時がある、日本人はカラオケが大好きだ、普段おとなしい人も、カラオケだと生き生きする、「自分から参加したくなる」気持ちが集まれば、日本人はかなりホットになってしまう。人々の趣味が、単なるモノではないところを通じて仲間と「いいね!」といいあえる「おつきあい環境」だ。「がんばれ!」とは「BELIEVE」の意味なのだろう、「あなたが成功することを、あなたが勝つことを、私は信じます!」であって、「ちゃんと全力出せよ!」の意味ではない。

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2012年12月06日

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