あらすじ
女は女というだけで貧乏になる――見えにくい実態を明らかに。/女子を貧困に追いやる社会構造のなかで、教育、キャリア、結婚、子育てをどう考えればいいのか? 専業主婦を目指すのがもっとも賢い選択なのか? 当事者が自らの境遇と客観的なデータをもとにその実態をあぶり出す。娘をもつ親御さんも必読!
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Posted by ブクログ
「高学歴ワーキングプア」の作者監修の高学歴シリーズ第2弾。
非正規(非常勤講師)となってしまい不安定極まりない環境におかれ、研究上、職務環境上、生活上問題を抱える女性高学歴研究者の内状が大変勉強になった。
私も女性ではないが、元高学歴ワーキングプア状態を5~6年経験したものから言わせていただくと
「事実は、ご縁とタイミングが良かっただけある。しかし、専任教員になった人間は決してこのことを認めたらがない。」(p43)
これに関しては同意できませんね。特に私のまわりにいる人々(研究者)は不遇の期間が長かろうが短かろうが皆さん同じように「ご縁(運)とタイミングだよね!」って言ってます。
このような細かいところに関して???はありますが、それが、本書の目的でもあった、「現代における高学歴女子の内実」をあぶり出したことにマイナスに作用したことは全くない。大変面白い一冊である。