【感想・ネタバレ】鬼が瀬物語〈2〉さいはての潮に叫ぶのレビュー

あらすじ

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“鬼が瀬”は古来より多くのいのちをのみこむ魔の海。房総半島南端の村「豊の浦」の船大工満吉は遭難しない漁船を造るため、マグロはえなわ船に乗り、改良点を見出そうとしている。ある日、漁船は大シケにあい、操行不能に…。必死に帰還を試みるが、破船は漂流しつづけ、満吉と漁師たちとの飢えと渇きとの闘いがはじまる。一方、「豊の浦」では、生還を絶望視されながら、ヤエたちの苦悩の日々がはじまるのだった…。

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Posted by ブクログ

小学校高学年くらいの子ども向けかな。

が、しかし。素晴らしい。スピード感あふれ、次がどうなるのか、まさに頁を繰る手が止まらない。

昭和初期の頃の千葉・鬼が瀬の漁師、船大工、村の衆、女の子が主要人物。
船が遭難するくだり、手に汗握る展開。

鬼が瀬物語は4巻ものの、これが2巻目。1巻から読んでもいいけど、私はもうこの2巻目からでいいと思う。1巻を読んでなくても全く問題ないから。
男の子にも、そして女の子にもこういう良質の本を読んでもらいたい。

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2012年06月18日

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