あらすじ
父ヒロシには、右手の親指がない。若い頃、鉄を延ばす機械でマンガみたいに広げちゃったから。笑わせてばかりの父に昔話をせがむと、知らなかった両親の姿がそこにあった。兄が生まれた時、大喜びして母に菊の花束を贈ったこと。初めて買ったステーキ肉を、緊張した母が黒焦げにしたこと……。貧乏だったが、いつも笑顔と幸せがあった。俳優・安田顕の感性が光る、家族愛エッセイ。
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Posted by ブクログ
まあ、"家族のあったかさ"を描こうとしすぎていてちょっと鼻につく雰囲気もあったけど、終始ヤスケンらしい文章でよかった。でもヤスケン自身の話ももう少し聞きたかったわね。
どんな大人になりたい?と問われて「しょうじきに、はっきりとして、おちゃめになりたい。」と言える娘ちゃんのセンスがピカイチだと思った。