【感想・ネタバレ】北海道室蘭市本町一丁目四十六番地のレビュー

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チームNACKSの安田顕さんのエッセイ。主に父のことを書いていますが、面白いお父さんで読んでいてプラスになることは無いですが、とにかく面白い家族の中で育ち、自分が娘を持って父になったことで改めて家族について考えている安田さんのステキな文章でした。

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2023年04月16日

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連載がなかったら、父親とこんなに話すことはなかっただろう。そして、父親のことを、家族のことを知ることはなかっただろう・・・。ヤスケンはそう振り返る。そして、この家族のことを私たちも知る。
ここには昭和の安田家が息づいていて、貧しくても大笑いや苦笑いを繰り返しながら、たくましく生きていた。挿絵はおそらく娘さんの描いたものだろう。これはヤスケンの家族につながる本でもある。
父は労音に勤めたこともあり、音楽や演劇に親しんでいた。酒好きで、ちょっと奔放なところがあるけど、どんな時もユーモアを忘れない。
母和江は、一番幸せだったことは「お兄ちゃんとアンタを産んだこと」という。
どんな時でも笑いを忘れずに乗り切る父、辛抱強く、幸せを築きあげる母。
苦労人のヤスケンだけど、今があるのはもちろんこのご家族のおかげだと思った。

北海道の室蘭、いまはもうないこの番地で繰り広げられた家族の物語。

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2018年07月07日

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今年に入ってTEAM NACSを応援するようになり、きっかけは安田さんの演技でした。
本が出ているということで。

素敵なお父様、お母様だなぁと。
そして時折出てくる奥様や娘さんのことも読んでいて微笑ましくなり。
優しい、素敵な人だなぁと改めて思いました。

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2018年06月16日

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ヤスケンこと安田顕さんによるエッセイ集。
読み進めるごとに、親子の愛情とか、安田さんの父を思う気持ちとかが自分の感情と重なって胸がいっぱいになりました。

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2016年07月04日

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すごく良かったです。


家族がありました。
おやじがいて、
おふくろがいて
自分がいる


この事がどれだけシアワセな事かと思いました

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2014年02月07日

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安田顕さんが家族との話を振り返るエッセイ。
とにかく安田さんが家族に向ける目が温かくて、でもそれは過去のことだと心の底から理解している悲しみとか、娘さんの成長を愛しむ様が切なくて、何度も泣きました。
大泉さんもそうですが、家族という基盤がしっかりある人は強い。読みながら、とても羨ましかった。

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2024年03月10日

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ヤスケンらしい文章で、ヤスケンの家族愛が綴られている1冊。
私はすっかりヤスケンのお父さんのファンになりました。

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2022年09月15日

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やすけんと弘史の話なんて読まないわけにはいかないでしょう。

誰よりも面白い、父、弘史。
ぶっとんだエピソードなら誰にも負けない、父、弘史。

ラジオの弘史出演回で死ぬほど笑った記憶があります。

面白かったけど、もっと弘史のぶっとびおもしろエピソードも読みたかったぞ。

安田家いい家族だな。

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2021年12月27日

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最近TVで見る事が多くなってきた安田顕。ちょっと小汚いカッコよさがいいですね。息の長い俳優になりそうな予感です。
5年前位に出た、父母のエピソードをつらつらと書いたエッセイです。不器用な文章で淡々と描いていますが、その拙さが妙に胸を打ちます。酒飲みだけど陽気で子供に基本手を上げない父(例外有)、気がちょっと強いけれどとても子供を愛している母親。そんな2人に育てられた甘えんぼうの顕。小さな小さなエピソードが自分の子供時代とリンクします。
中学三年にもなって、腹痛でお母さんにお腹を撫でて貰うエピソードはほんと泣いた。昔なら何とも思わなかったけど、今となると胸温かく、そして自分の昔の事も思い出します。

自分を省みて、なんで私の父親は僕と妹の事を愛さなかったんだろうなあ。可愛くなかったんかなあ。浮気相手と居る方が楽しかったんかなあと色々な事を思いました。心無い人と良く言いますが、安田顕のお父さんは心ある人です。私の父親は心無い人。
その代わり母親からは勘違いしようもない位愛を貰ったので、愛の欠乏は全くありませんでした。妹も祖母も居たので寂しい事も無かったし。そういう点では恵まれた子供時代だったんだろうと思います。
誰しも生きているだけで、語るべきエピソードは積みあがりますよね。一人一人が一冊の本とよく言いますがまさにそういう本です。

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2019年09月15日

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書店で面陳されていたので、手にした一冊。
最近発行されたのかと思ったら初版は2013年でした。

ご存じTEAM NACS 安田顕さんのエッセイ。
気持ちがふんわりするエッセイでした。
カフェで読んでいた時に、ちょっと笑ってしまって…
思わずまわりをキョロキョロ (笑)

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2019年07月26日

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ヤスケンのエッセイ…というか、お父さんがメイン?
とにかくお父さんいい味だ。エピソードや語録はもちろん、お父さんの文章も好き。
こういう風に大人になってから会話できる親子関係、いいよなー。
こういうお父さんからヤスケンが出来上がるのか。ふむふむ。

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2019年02月26日

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書店で見かけたとき、実はミスターこと鈴井貴之氏の著書と並んでいた。どちらも買えばいいとも思ったんだけど、結局迷ってヤスケンだけを手にした。
(ミスターごめんなさい。またの機会に)

そのタイトルと表紙に惹かれたんだろうなあ。

大泉洋ちゃんが、ヤスケンに初めて会ったときの第一印象を「部室の隅に体育座りで、爪を噛んでいた」という件がとにかく衝撃的で、印象的で。それがずっと残っていたからか、連載をまとめたこの本を読み始めて、なるほど合点がいくことが多かった。
洋ちゃんは知ってたけど、ヤスケンも次男坊だったとは。初めて知った。

この本はヤスケンが父ヒロシを通じて語る、父の、母の、息子や孫や故郷室蘭の物語。(と言ってもエッセイです)

思いがけずにとってもカルチャーショックだったのは、室蘭には戦時中空襲があったこと。それによってヤスケンのお父さんは幼少期疎開していたこと。それは室蘭が製鉄業で栄えていたからなのは容易に想像できたんだけど、同じ北海道に住んでいながら、これほどまでに違うとは。知らなかった。

どちらかというと個性的で、決して陽気な感じじゃない雰囲気のヤスケンだけど、特に舞台では惜しげもない脱ぎっぷりは、どうもお父さんの影響が大きいことも、読み進めていくうちに納得。爪を噛むくらい寂しがり屋なのも納得。最近では東京での仕事も多くなって、家族と離れて生活する時間が長くなり、ひとり居酒屋へ行く哀愁漂う姿も容易に想像でき。

思えば、演技派と言う意味では「manhole」の主役に抜擢された時、当時から洋ちゃんよりもミスターの評価が高かったのかなと思う。洋ちゃんはどちらかというと名前のように陽気で明るく、人柄が前面に出てくるのに対し、ヤスケンは決してはじけない。でもはじけられるものもちゃんと持ってるし、それが今、ドラマでも個性派としてひときわ輝き、なくてはならない存在になりつつあるのかな、と思う。

いずれにしても、苦労しながらも笑いのある家庭で育ててくれた父や母の背中をしっかり見ながら育ったであろうヤスケンの、優しい気持ちが痛いほど伝わる1冊。

エッセイ的には星野源ちゃんテイストで、とっても下の話が多くて思わず笑ってしまうが、油断してると泣かされました。

帯広と苫小牧、そして室蘭は行ったことないんだよなあ。

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2014年02月10日

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家族、特に父と子をテーマにしたエッセイ、著者はあのヤスケンです。
最新作であれだけ本の宣伝してるんだから、この本も宣伝してあげてください。

父との思い出や父の言葉、思わずほろっとくる作品でした。

この年末に実家に帰る交通機関で読むのがよいです。
それで「あと2,3日長く滞在するスケジュールにすればよかった」と後悔すればよいのです。
私は長めのスケジュールです、抜かりはありません。


>食卓ってのは家族だ。
>テーブル囲んで、ご飯食べて、喋る。これが一番。
>飯はな、とにかく喋って食った方がいい。
>行儀悪くても、黙って食べるなんて俺には耐えられない。

>やっぱり家族は幸せにならなきゃならないからね。
>幸せって何なのよって言われたらそれまでだけどね。
>幸せってのは、自分が幸せだと思えばいいんだからさ。
>別に、なんも定義はないから。

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2013年12月25日

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ネタバレ

すごく良いお話がたくさん詰まってる本だった。市井の人の生活が愛おしい話は大好きだ。お父さんも素敵だけどお母さんにも感じ入る。
小学校の運動会で涙腺が緩むのは私だけじゃないんだなとも思った。

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2020年11月18日

Posted by ブクログ

父親の出身地が室蘭市という理由だけで購入した一冊.俳優・安田顕の家族愛エッセイ.同じ北海道出身で年齢も近いからか,うんうんと共感しながら読めた.そして父子の距離がこんなに近いのかと驚いた.面白い一冊でした.

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2013年12月24日

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