【感想・ネタバレ】耳袋秘帖 妖談ひときり傘のレビュー

あらすじ

雨の中あでやかな傘の群れが舞うと、死体がひとつ――「ひときり傘」が引き起こす連続殺人事件が江戸の町を震撼させる。一方、明日の天気を奇妙なほどぴたりとあてる女おせんが誘拐されて……。毛の雨が降り、川が血の色に染まり、雷の糞が取りざたされる江戸の天変地異に根岸肥前守が挑む! 書き下ろし妖談シリーズ第6弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

雨降る江戸の橋の上、八つの綺麗な番傘が広がるまるで円を描くようにひとかたまりになって。
一瞬後、ぱっと散るように別れると、そこには刺殺死体が。

続けて起こった雨の日の殺人。
目撃した人は綺麗だった、、、という。

そこには、キリスト教(耶蘇宗)とよぶ、信者と神父が関わっていたのだった。

資金を得るため、大きな寺から三千両を奪った、耶蘇宗、江戸開祖のグループだったが、途中で解散する。
二十年もたってから、金を無心。
すると、さんじゅあんと言うリーダーがそれぞれの殺人を信者に命令したのだった。

どうしても信者に知られてはならない悪事だった。

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2018年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

耳袋秘帖~妖談編~の第6弾。
雨の日にあでやかな傘で被害者を囲んで殺害する集団が登場。
どうも悪いことをしているつもりはなくて、いたしかたない殺人をやっているつもりらしい。
これも信じている教えのためには必要なことだ…と。

昔の話だけど、オウム真理教の殺人事件があったでしょ。
あれも実行してた方は、こんな気持ちだったのかなぁ…。
ピュアな気持ちって大事だけれど、もっと全体を見る心も大切だよね。

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2016年01月23日

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