【感想・ネタバレ】さよならの代わりにのレビュー

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Posted by ブクログ 2013年11月26日

劇団員の青年の元にやって来たのは未来から来たという少女。彼女の話は信じることも疑うことも出来るのが高ポイント。未来を変えるためというタイムトラベルものの禁忌に触れそうになるのに、つい引き込まれる。ラストの怒涛の展開も切なくて良かった。この作者の青春物は大好き。

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Posted by ブクログ 2023年09月23日

the・SF青春物語!登場人物の優しく強い雰囲気は青春なんだけれども、その中に殺人事件やタイムスリップというと言うところはしっかりsf、ミステリーでした。私の頭ではタイムスリップの仕組みは正直理解できなかったのが残念です。。。

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Posted by ブクログ 2014年05月16日

タイムトラベラーものは僕自身「夏への扉」位しか読んでいないというのもありますが、少し変わった設定で面白いと思いました。内容は突然現れた主人公を知るという謎の少女と直後に起きる殺人事件の真相調査。徐々に明らかになる少女の正体と目的、理不尽で絶望的な結末。ラストは切なくやりきれないが、読み終えた後の余韻...続きを読むは気持ちのいいものでした。

貫井徳郎さんと言えば推理小説。しかしなにも知らない私は本作が貫井さんデビューでした。慟哭や転生等を後に読みましたがやはり貫井さんはなんというか重厚な文章の小説が多く本作は結構異端な印象です。その分他の作品より読みやすかったとおもいます。

本作のテーマは青春恋愛、ミステリー、SFと三つあり、それぞれの割合が4:3:3といった印象。一つ一つに着目すると確かに物足りなく中途半端に感じますがこれらの要素が絶妙な案配でおりまぜられてるからこそ、読み終えたあと充実感があるのだと思います。前述した通り、それぞれの要素は弱いため、SFが読みたい、ミステリーが読みたいといったかたにはおすすめできませんが、さて次はどんな小説を読もうかと迷ったときなんかに読まれることをお勧めします。

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Posted by ブクログ 2011年08月30日

幻冬舎文庫の「心を運ぶ名作100」で重版されたものを購入。
「慟哭」や「症候群」シリーズでしか作者を知らなかったので、軽く明るい文体に引きこまれた。
あとがきにもあったけど、徹底的に無意味な物語である。
結局歴史は変えられず、祐里は消えてしまう。
そのあがきにも見える必死さが次第に心を打つ。
理屈に...続きを読むはあわなくても希望を持ってしまう人の心のありようが切ない。
祐里がなかなか事情を説明できないわけが、圧倒的な孤独を伴って伝わってくるラスト。それを受け止める和希はひとつ成長するのだ。智美さんがもうちょっとガッツリ絡むのかと思ったけどそういうわけでもなかったのがちょっと残念。

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Posted by ブクログ 2022年09月25日

急に難しいぞ、、ちょっとテネット思い出したよ。考えれば考えるほどわけわかんないぞ。現実は無慈悲…つらいなぁ、切ないなぁ。

このままおわらないでよ、、この後奇跡起きてくれるよね、、どうか希望あってくれよ、、無駄足だなんて、命まで失うなんてそんなことがあっていいわけない、、ハッピーエンドな後日談きかせ...続きを読むてくれ、、

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Posted by ブクログ 2015年02月04日

タイムトラベルとミステリーのミックス。読みやすい文体のせいかミステリー側はさくっとしててあんまりかなあ。

結構重め作品が多い作者だけど、これは軽い。好みもあるだろうけど。

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