あらすじ
★愛している――見たい。君を★「僕のものになってくれ。君が欲しい」一時的に視力を失った公爵、ギルバートの読書係を務めることになったフィアナ。毅然としていながら優しい彼に惹かれていく彼女だが、彼の叔父に母親の命を盾にある指輪を探せと脅され思い悩む。ある夜、薬で意識の混濁したギルバートに求められ、抱かれてしまうが翌日、彼はそのことを覚えておらず……!? ■君の姿さえ、この瞳に映せない……ロマンチックラブ!
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事故で一時的に視力を失くした公爵様の読書係を務める主人公。実は零落した貴族の娘で、ある理由でそれを隠して仕事をしています。「一時的に視力が失われている」という事実が最大限に生かされた展開になっていて、とても面白かったです。
読書係…
没落した家のため、読書係となって母を支えるヒロイン。令嬢のときの勉強や振る舞いが役に立ちます。ヒーローはヒロインの聡明さを見抜き、惹かれていきます。親族の思惑や間者の存在。どうなるのか、本当に視えてない?ハラハラしながら、読みました。
ヒロインの存在感が薄く感じるのは公爵サイドのキャラが濃いせいか。
あと読書係って響き、なんかエロいな。
そんなわけで軽い気持ちで読み始めたのだが、どんどん惹き込まれる!なにこの吸引力。
ストーリー…良かった。面白かったよ。
TLなのでもちろんRシーンはありますが、普通の読み物としてもすごく楽しめました!ちょっとしか出番がなかったけど王様のキャラ好きだなー。
萌える
目の見えない公爵様の為に読んだり書いたりと仕事の手伝いまでこなす、結構しっかりした令嬢のヒロインが良かった。
「君が手を引いてくれるなら、どんな奈落に落ちても構わない」このヒーローの台詞がもう、この先どんな事があっても応援しますってなりました。
すごくよかった!
読書係という職業はおもしろそうと思って購入。
読んだ後にはあたたかい気持ちでいっぱいになりました。
ヒーローの過酷な運命に寄り添う読書係のヒロインも色々な問題を抱えていて、それでも必死で生きていこうとする健気さには頭が下がる思いがしました。
そしてそれが全然イヤミに見えないってのが作家さんの力なのでしょうね。
私はヒーローの次にマーティンが好きです。
彼のシーンはどこもテンポがよくてどこかかわいくてほっこりが止まりませんでした。
また読んでみたい作家さんでした。
初読みの作家さん
いろいろ盛り沢山なストーリー
貴族の令嬢が「働くこと」が大変な時代
それでもそうしなければ生きられないことも事実
そんな中「初めての夜」を忘れてしまった人
切ない。