あらすじ
霊感系大学生の森司は、飲み会で、高校の同級生、果那と再会する。ストーカー男を撃退したいという彼女の頼みで、森司は彼氏役を引き受けることに。そのせいで、オカルト研究会内であらぬ誤解を受け……。
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Posted by ブクログ
今回の話も怖さもありつつ、せつなさもありつつ、恋愛のきゅんきゅん感もあり、たまらなく面白かったです!
こよみちゃんの気持ちも分かったので、森司とくっつくようなくっつかないような関係がまた青春な感じでドキドキさせられます。
あと新キャラ果那もいい味だしてて。こよみとメル友ってのもなんかほんわかして、ホラーなのに、怖いだけじゃないのがすごく良かったです!
続き楽しみですー!
Posted by ブクログ
シリーズ五巻目。
個人的にはあんまり面白くないんだけど、ただな~んとなーく読み続けてる。
そんな5巻目だけど、あれ?今回なんかそこそこ面白いぞ、と思った次第で。
相変わらず、森司とこよみの距離は近づかないし、今まで出てきたキャラの名前がわからない(こんな人いたっけ?的な)
こんなキャンパスライフがあったらなぁ、と思う某理系大学卒の少子高齢社会推進実践中の独身(27才)である。
・告げ口心臓
吸血鬼伝説のように人の、特に若い女性の血を吸いたい衝動に駆られるようになったという男子学生がオカルト研に相談に来る。
双子のシンクロニシティと、幼いころに隠された犯罪は。
・啼く女
サークル合宿の写真全てに、あの女が映り込んでいた。サークルに途中入部してきて、人間関係全てを壊して去っていった、あの女が。
「バンシーが啼いてる。きっと誰かが死ぬんだよ」
女は何を告げようというのか。
・まよい道 まどい道
雪大祭も本番だ。皆が浮かれる中、一人顔を真っ青にして何かから逃げる学生がいた。
なぜ、あいつらがここにいるんだ。自分の過去を知っている奴ら。
逃げ込んだ先は出口のない迷路だった。
・姥捨山奇譚
とある村への社会実習を兼ねたゼミ合宿で、参加者たちは人ならざる老婆の姿を目撃する。
そして、その老婆は街に帰って来てからも見られるようになった。
姥捨て、無かったとされる風習の裏に確かに存在した別の風習が生み出した、良くないものが憑りつく。
このシリーズも長くなりそうだなぁ。