【感想・ネタバレ】ナチュン(1)のレビュー

あらすじ

事故で大脳の半分を失った、希代の天才数学者・デュラム教授。突如、イルカの生態研究に転向した彼は、研究成果として1本のビデオを学会に発表。誰もが嘲笑したその映像だが、大学院生のテルナリはそこに隠された「人工知能」のアイデアを見つける。かくして、テルナリの世界征服へ向けた大いなる旅が始まる!? 文化人類学者という顔も持つ作者が、深い考察と全く新しい刺激的発想で放つ、各メディア仰天の沖縄海洋SF、開幕!

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傑作です

できれば一気に読んでください。
最初は沖縄でのちょっと変わった日常生活みたいな感じで物語がゆる~く展開していきますが、伏線です。後々の物語にリンクしていて目が離せない展開になっていきます。
主人公テルちゃんが味わう体験も凄まじいものがあり、作中のデュラム教授の神に関する理論もとても魅力的で興味深いです。全ての登場人物に人間的な魅力を感じます。そしてドル子はミステリアスでとっても可愛い。最初に見せるイキ顔は漫画史に残るブサイクさだけどそれもまたリアルで良きw

難を言えば、主人公が控え目な狂言回し役っぽいところ。都留先生ならもっともっと面白い主人公を描けそう。でも物語がぶっ飛んでるから主人公は控え目くらいがいいのかも?
もちろん不満があるわけじゃありません。テルちゃんはすごく好きです。なんでだろう、世界征服とか言いながら地がとても謙虚な人だからかな。
これは都留先生のお人柄かな。

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2020年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アフタヌーン連載時に途中まで読んで、その後どうなったか気になっていた作品。
毎回読んでいたわけではなく結構飛び飛びだったので、見るたびに 同じ漫画なのか?と思うくらい印象が違った記憶がある。
 なぜかすぐ絶版になってしまったようで、中古も極端に高価なものしか見当たらず、この価格じゃな~と思っていたらようやく新刊で買うと思えばまあ何とか、という価格のものを見つけて購入。電子書籍版が出たおかげだろうか。でもこれを電子書籍で読むのはきついと思う。何度もあれ?と前に戻って読み返す必要があるので。

 全6巻一気読みしての感想になるが、話が最後までどっちに行くのか、どうまとまるのかわからず、作者のイマジネーションについて行くだけだった。
 何故か諸星大二郎と綾波レイを連想した。

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2014年10月16日

匿名

無料版購入済み

海洋SFと銘打たれているだけあって、海岸、海中、海洋生物の描き込みが精緻で見応えあります。イルカが群れて泳ぐ様子がきれいです。

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2024年06月19日

Posted by ブクログ

友達の一押しらしい作品。
なんかテーマが段々とずれて言ってるような気がしないでもないけど、なんとなく先が気になってしまう作品。面白いか?と聞かれるとちょっと首を捻ってしまいそうだけど、きっと2巻も買うんだろうなぁ・・・

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2009年10月04日

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