【感想・ネタバレ】邪悪なものの鎮め方のレビュー

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Posted by ブクログ 2014年12月14日

ちょっとオカルト?というタイトルですが、著者は内田樹先生なので、決してそちら側に行きすぎることはありません。「邪悪なもの」とは良くも悪くも『人間的な尺度を越えた』存在。それに対峙した時にどうふるまうか、というのが「鎮め方」という事。過激派、裁判員制度、1Q84、シリアルキラー、幽体離脱等々様々なキー...続きを読むワードでの切り口は、あい変わらず冴えてます。

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Posted by ブクログ 2014年03月16日

邪悪なものと対峙した時、人はどう対応したらよいのだろうか?そんなとっかかりから話が進んでいきますが、かなり幅広いテーマを扱っていて、全然飽きない。確かにそうだとか、あぁそうか!とか。気がつかされることが多くて刺激的な本でした。

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Posted by ブクログ 2014年02月03日

「邪悪なもの」を怒ったり闘ったり、恐れたり避けたりするのではなく、「鎮める」というタイトル。「適切に振る舞う」ことへの示唆に富む内容。

「秩序のようなもの」は「隗より始めよ」。「子ども」の数が増え過ぎた現代日本。「被害者である私」による呪い。シリアルキラーの凡庸さに呆れてみせること。なぜアメリカが...続きを読む日本にかけた呪いが解けないのか。「そのうち役に立つ」と合切袋へ放り込む。「内向き」内需を極めて何が悪い。レッツ、ダウンサイジング。
文庫版あとがきの「うめきた大仏と人間的尺度」の話がまたステキ。

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