【感想・ネタバレ】改訂版 ビッグ・ウォーズ4 宇宙元年新創世記のレビュー

あらすじ

神々の勝利で神人戦争(ビッグ・ウォーズ)が終結して六年。だが南極に集結した天国都市同盟は、神々との戦争を続けながら、地球離脱の機会を窺っていた。停戦交渉の代表団長となった私ハイパー・マグドナルドの使命は、天国都市同盟の真の狙いを隠し、時間稼ぎをすることでもあった。金星や水星までも一緒に動かして太陽系を離れるこの壮大な計画に、人類再生の願いがこめられた。スペース・オペラ惑星篇完結。

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Posted by ブクログ

【感想】

雑感として。
・太陽系へ帰還した蒼古の神々と人類との戦争。
・敵対している神々自体が謎に包まれた存在であり、外なる神々との戦いは、いつのまにか人類の心に深層になる内なる神々(宗教etc)からの自立に転化される。
・親(=神)殺し、子(=人類)の自立という、神話的なモチーフ。

やがて、エヴァンゲリオンにも通じるモチーフが散りばめられたスペースオペラ(宇宙叙事詩) ←あえて、この表現を使いたい!

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2009年10月04日

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