【感想・ネタバレ】改訂版 ビッグ・ウォーズ3 真白き神々の降臨のレビュー

あらすじ

神々との戦いのさなか、何者かによって火星から石炭紀の地球に転送されたハイパー・マグドナルドにも、ようやく事態の推移が理解されてきた。全ては人類の地球脱出に向けて、世界頭脳(サンタ・マリア)が周到に用意した計画の一環だったのだ。ハイパーもまた遺伝子操作を受けて誕生し、敗色濃い地球人を、神々の専制から救う任務を帯びていた。世界頭脳が描く未来世紀の方舟計画とは? 時空の深淵を描くスペース・オペラ第三弾!

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Posted by ブクログ

【感想】

雑感として。
・太陽系へ帰還した蒼古の神々と人類との戦争。
・敵対している神々自体が謎に包まれた存在であり、外なる神々との戦いは、いつのまにか人類の心に深層になる内なる神々(宗教etc)からの自立に転化される。
・親(=神)殺し、子(=人類)の自立という、神話的なモチーフ。

やがて、エヴァンゲリオンにも通じるモチーフが散りばめられたスペースオペラ(宇宙叙事詩) ←あえて、この表現を使いたい!

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2009年10月04日

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