【感想・ネタバレ】改訂版 ビッグ・ウォーズ1 神鳴る永遠の回帰のレビュー

あらすじ

二十五世紀。人類はかつて“神”として自分たちの上に君臨した者たちとの“大戦(ビッグ・ウォーズ)”に突入していた。太陽系を植民化しようとする人類、これを阻むために銀河系外から飛来し、水星を要塞とする神々。人類と神々はすでに対等だった。私ハイパー・マグドナルドも地球防衛軍に志願、大戦に加わり、同僚の浄土一成らと共に人体強化処置を施されて、神々の砦・水星を目指した……。一九七八年に発表されたSF古典名作を、著者が現在の知見を加えて全面的に書き直した改訂版、登場!

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Posted by ブクログ

【感想】

雑感として。
・太陽系へ帰還した蒼古の神々と人類との戦争。
・敵対している神々自体が謎に包まれた存在であり、外なる神々との戦いは、いつのまにか人類の心に深層になる内なる神々(宗教etc)からの自立に転化される。
・親(=神)殺し、子(=人類)の自立という、神話的なモチーフ。

やがて、エヴァンゲリオンにも通じるモチーフが散りばめられたスペースオペラ(宇宙叙事詩) ←あえて、この表現を使いたい!

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2009年10月04日

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