あらすじ
力はなくとも権力に近づけるのが連歌師だ。父の敵・戦国の世への復讐のため、野村紹巴は連歌の道を突き進み、秀吉はじめ名だたる権力者とつながりを持って、天下一の連歌師へと駆け上ったのだが・・・。
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Posted by ブクログ
戦国時代の連歌師 里村紹巴の一生。
岩井三四二らしく、地味な生活の苦労などを丁寧に書いているところが面白い。
歌の才能に限界を感じ、連歌師としての顔の広さを生かして権力者となるが、偏見からは逃れられず・・・といったあたりはやや切ない。
茶道などとの関係も少し分かって面白かった。