あらすじ
80歳でエベレスト登頂を果たした、永遠の冒険家・三浦雄一郎。101歳の最期までスキーを探求し続けた三浦敬三。モーグルスキー選手として五輪に二度出場した三浦豪太。なぜ三浦家の男たちは、こんなに元気で前向きなのか? 三浦家の挑戦スピリットは、いかにして生まれ、育まれ、受け継がれたのか。幻の名著『大滑降への50年』、75歳でのエベレスト登頂ドキュメント『冒険家』、父・雄一郎との幼少期からの特別な関係を描いた『父の大きな背中』など、3人の貴重な原稿に、エベレスト出発直前書き下ろしを加え再編集した一冊。「いくつになっても目標があること、夢に向かってチャレンジすること。父・敬三より学んだ人生哲学です」、「祖父に必要とされているときに父がいるように、父から必要とされたときに僕もそこにいたいと素直に思えるようになった」など、心に響く言葉が満載。
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Posted by ブクログ
80歳で3回目のエベレスト登頂を成し遂げた三浦雄一郎さん、
お父様の敬三さんは100歳まで現役のスキーヤーだったそうです(101歳で逝去)。
ちなみに、お父様が100歳の時に4世代揃ってのスキー滑降をされたとか、、
下は4歳、上は100歳、場所はスノーバード(アメリカ)と。
いやはや、これだけでもただ感嘆するしかないエピソードなのですが、
それが霞むくらいに、仰天エピソードがテンコ盛りでした。
文字通りの「冒険一族」だと、そう思います。
本書は、親子三代の物語が軸になっているのですが、
そのどれもが清々しく爽やかで、読んでいて心地よかったです。
“目標や夢をもち、一歩一歩、探求し続けることが、私たち家族のDNAである”
いつでもどこでも、そして、いくつになっても、、
チャレンジを忘れない、そんな勇気をいただいた気がします。