あらすじ
ぼくはタマオ。真っ白な猫だ。生まれたばかりのぼくの命を救ってくれた理々子に恋をしている。ある日あやしい車に追いかけられた彼女を助けようとしたぼくは青年の姿になっていた。夜限定の変身、寿命も縮む。でも愛しい理々子のために……。大人気「猫弁」シリーズの著者による、せつなすぎる涙の恋物語。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
純粋に飼い主を想うシロとイヴ。
飼い主の幸せを祈って行動する2匹の姿は涙です。
飼い主を愛して愛して·····なのに死ぬ時は孤独を選び、悲しいお別れ。。。
楠の爺様の言葉が人間の心にグッと来ます。
人間て、なんて傲慢な生き物なのだろう。
この本を読んで余計に人間て、しょーもない·····て実感しました。
猫視点から語られる「人間」という生き物が的を得ていました。
こんな悲しい猫の胸うちを読んだら、猫を愛さずに居られない·····。