あらすじ
全財産は、3円。私はささいなきっかけで大手証券会社勤務からホームレスに転落した。寒さと飢えと人々からの侮蔑。段ボールハウスの設置場所を求め、極貧の日々の中で辿りついた公園で出会った占い師と美形のホームレスが、私に「宗教創設計画」を閃かせた。はじき出された社会の隅から逆襲が始まる!(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
気になってた砂の王国の上巻
・最初のホームレス生活があまりにもリアルすぎる
(地面に寝っ転がって横を通る人たちから侮蔑の目を向けらても平気になる→精神的には無敵
水をかけられることには敏感になり、逃げる とか)
・競馬で勝つ瞬間が印象的だった
主人公のマインドチェンジ?みたいなものの描写がうまく、それまでとそこからの見方がガラッと変わった。
Posted by ブクログ
ホームレスになった辺りはつらすぎて読む速度が遅かったけど、堕ちてもへこたれない主人公に詐欺まがいな事をしていても悪い事してる…じゃなくてガンバレと思ってしまう。。そう思わせる文章力なのか、、
Posted by ブクログ
序盤の描写が細かく、路上で生活している気分になった、
途中で少し飽きてしまったが、終盤からまた面白くなりそのまま下巻へ
2章を分ける本ははじめて
Posted by ブクログ
この本のここが好き
「あなたは才気にあふれた方だ。人より才気がある。しかし、現状ではそれを生かしきれていない。もっと認められていいはずなのに。足りないのは周囲の評価とキャリアでしょう。本来は前向きな方だが、相手により場所により、うまく発揮できない場合もありますね」