あらすじ
ボルネオ島から脱出してきたキャッスルたちに、人質救出のため、再度ボルネオ行きが命じられた。同じ晩、キャッスルは、エイゼンに関するある事実を知る。信頼していた相棒が、ずっとつき続けていた「嘘」。さすがのキャッスルも動揺を隠せない。翌日、義足の手術を受けに、エイゼンは一人で基地を離れた。そして、キャッスルの部隊は敵が待ち受けるボルネオ島へと向かう。
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Posted by ブクログ
「キル・ゾーン」シリーズ 5冊目。
やっとのことでボルネオ島を脱出したキャッスルたち。
かろうじて維持している基地で、次の作戦に備えるが、上層部は再びボルネオ島に戻って、人質の救出に当たれと命じた。しかし、その任務からキャッスルは外されてしまう。
一方、脱出のために自らの義足を売ったエイゼンは、ある秘密を抱えていた。治療のため、彼はクアラルンプールへ。
キャッスルは一番近しいエイゼンとも離れ、どうするのか……。部下であるラファエルもまた、キャッスルを案じていた……。
私が同僚なら、「ひどい作戦ね。……行くけどさ」と、キャッスルに言うだろう。
このお話、レジスタンス側についている、火星都市の思惑も、キャッスルたち月面都市を背後に持つ政府軍も、別にどちらが正しいわけではない。戦争はクソだ、という事実があるだけで、やめる気にならなけりゃいつまででも続く。どちらの味方もするわけではないが、どうしてもキャッスルたちの側に立って読む。
だから、コタキナバルに戻るのが、薄ら怖いしキツイ。
今回は、エイゼンとも離れ、ラファエルも……いや。
いろいろあるのだ。
キャッスルは、ある意味、自分の実力で生きて戻るしかない。そういう巻である。
タイトルの『嘘』については、書かない。
読む意味がなくなるので。
良い小説ほど、言葉を奪う。
さあ、食事をしてこよう。
2時半だというのに昼食もまだだ。
これを書いて、目が回るほど空腹だと気がつく。
次の『赤と黒』は、その後だ。