【感想・ネタバレ】俺と悪魔のブルーズ 禁酒の町(3)のレビュー

あらすじ

悪魔に十字路で魂を売り渡し、一夜にして天才となる――あまりに魅惑的な「クロスロード伝説」と、わずか29曲の録音を残し、世を去った実在のブルーズマン、ロバート・ジョンソン。クラプトンやディラン、ストーンズといった大物ミュージシャンたちが心酔する、このポップミュージック史上の最重要人物の、謎に覆われた生涯に奇才漫画家が挑んだ! 1930年代初頭・アメリカ中部。飲酒を絶対的禁忌とする、とある田舎町でリンチを宣告された放浪のブルーズマン・RJの運命は!?

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画力も緊張感、スピード感も天才的に素晴らしい。
ハリウッドでいつか映画化してほしい、数少ない漫画作品。

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2022年03月11日

Posted by ブクログ

“半現実”を突っ走り、読むほうをぐいぐい引き込んでいくパワーはまったく衰えず。
やっぱすげーーー。
かつて木っ端微塵に敗れ去った国の表現者から、ここまでかの国への愛憎半ばした自らの思いを、ギリギリの平衡感覚で描き得る人間が幾人現れたことか。
これはもはや「逆・硫黄島」とでもいうべきレベルなのではないか(言い過ぎか)。
こういう心性が確立してある限り、俺はいつ日本がアメリカの51番目の州になったってよい。かわぐちかいじ御大もいずれかの著作で言っておられたが、そのときは日本州から合衆国大統領を出せばいいだけの話なのである。「その時」を想像し得るか否かは、俺たちのドタマひとつ。
話が逸れまくった。俺はアタマがおかしいいようです。戦後民主主義万歳!

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2009年10月04日

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