【感想・ネタバレ】恐怖の民俗学のレビュー

あらすじ

見てはいけない。

あの世からの声、不気味な裏山、ニュータウンの亡霊、忽然と消えた黒い人影……

ひとは、この世ならざるものをなぜ見出し、いかにして語ってきたのか。
境界に「気配」を感じ、怨霊は生者を祟り、禁忌はひとり歩きする。

本書では、妖怪から幽霊、都市伝説、ネット怪談まで、民俗学の視点から恐怖の「深層」を探る。
私たちをとらえて離さない、忌まわしくて魅力的な恐怖の正体とは――。

※カバー画像が異なる場合があります。

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Posted by ブクログ

民俗学的なホラー要素を集めた本かと思ったが、結構ガッツリと認知科学と文化形成過程から展開する面白い本だった。巻末での膨大な文献紹介も好印象。入門書的な立ち位置かと思う。
さほどスピリチュアルでは無い。

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

民俗学の知見から「恐怖」を分析する一冊。具体的で興味深いトピックも多いが、特に印象的だったのは、江戸時代の「妖怪革命」を経て、パッケージ化された妖怪たちがコレクション的に扱われるようになった一方、現代のモキュメンタリーホラーなどには「原始的恐怖」が息づいているという分析。分類する、整理するというのは、理解できないものを理解できるようにする作業でもあるのだなと感じた。

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2026年08月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
第1章  名付け得ぬ恐怖~原初的恐怖
第2章  となりにある恐怖~異界と境界
第3章  変わりゆく恐怖~「妖怪」とは何か
第4章  見つけ出される恐怖~怨霊と幽霊
第5章  語られる恐怖~恐怖はどのように伝えられるのか
第6章  よみがえる恐怖~現代社会に潜む現象的恐怖

<内容>
ヤバい本かと思ったら、ちゃんと「恐怖」を分析した民俗学の本です。このように分析されちゃうと恐くはないものの、われわれが恐怖を感じることについて、それこそ原始時代から考えているモノです。この厚さなので、一つ一つはあまり深入りしていませんが、具体例も出しつつ、面白かったですね。

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2026年08月19日

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