【感想・ネタバレ】秘密の花園のレビュー

あらすじ

インドで両親を亡くしたメアリは、英国ヨークシャーの大きな屋敷に住む叔父に引きとられ、そこで病弱な従兄弟のコリン、動物と話ができるディコンに出会う。3人は長いあいだ誰も足を踏み入れたことのなかった「秘密の庭」を見つけ、その再生に熱中していくのだった。『小公女』の作者が、淡々としかし力強く綴った、大人が読んでこそ胸に響くアメリカ児童文学の傑作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

三省堂の著名人フェアにて、ノラネコ軍団の作者の工藤ノリコさんが、心のバイブルとまで評して紹介しているポップをみて、気になり買ってみました。

素晴らしい作品でした!過去読んだ本の中でも指折りの傑作だと思いました。偏屈だったメアリやコリンが、秘密の花園を通して交流を深め成長していく様は、なんだか心が温まり、これが教育ということなんだろうなぁと思わされました。ヨーロッパコマドリが頻繁に出てくるのも、イギリスを感じさせます。
メアリやコリンが過ごしたヨークシャーのお屋敷やムーアを見てみたくなりました。とにかく素晴らしい

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2022年06月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

心がきれいにあらわれて行く、
本を読むという趣味があってよかったな、
と思える作品です。

コレラによって
不幸にして両親を亡くしてしまったメアリー。
愛情を知らぬ彼女はまさに暴君。
つれられていった屋敷でもはじめは乱暴そのものでした。

しかしながら、彼女を世話してくれる女中さんは
そんな彼女を温かく見守り
時にいけないことを教えてくれました。

そして彼女はだんだんと
こころに抱えていた闇から開放されるのです。

世の中に疲れ始めたとき、
希望を与えてくれる本だな、と感じました。

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2016年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

母の庭。手を入れ花を咲かせる。

映画を先に見たので、文章を読みながら、映像を思い出し、想像が膨らみました。 冷たい感じの出だしから、こころ温まる最後の展開まで、飽きずによむことができました。

映像作品(DVDなど)をお勧めします。

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2013年04月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

心が凝り固まった二人の少年少女が、秘密の花園を通して心を開き成長していく様子はすばらしい。
しかしなぜにメアリは最後の方にあまり登場しなくなるのか。まるでコリンの物語みたいになってしまったではないか。

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2018年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子供を室内に閉じ込め、わがままを許し、お前は長生きできないと囁き、哀れに見つめる。子供はどう育っていくか。



 そんな子供だったメアリとコリンを救い出したのは、マーサとディコンだった。

 のびのび生きる術を忘れたすべての人へ。

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2015年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

クソすねた女の子が出会いを通じて素直になっていって、クソすねた男の子を素直にしていきますよ、それを通じて男の子の病気も治りますよ、というお話。
こんなに人間は素直なものなのか・・・俺がひねくれているのか、それとも著者が人間の本質に対して楽観的すぎるのか。最近読んだ本の中で、どうも英米系の古典は、話の雰囲気が楽観的である気がする。個人的にはフランスとかのもう少し悲劇的な要素を含んだお話の方が好き。

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2012年05月09日

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