あらすじ
ソクラテス先生こと空さんと初めて迎えるギリシャこと日本の田舎の秋。弟子のプラトンの目にはどう映って見えるのでしょうか? 貴方の心に小さな“てちゅがく”で笑顔を灯す第3巻をお届けします。
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Posted by ブクログ
ジーンとくるエピソードがいっぱいの三巻でした。前二冊よりもぐっときます。
神様の幼い頃のお話し「そうぞう」「つぐない」、夕ちゃんの踏み出した一歩「ことば」、ねぐせはゆめのおはなしのドッグイア「にちようび」、幼い初恋「なまえ」。神様のお話しは切ない物ばかりで、幸せになって欲しいと思います。
Posted by ブクログ
漫画の割に相変わらず読むのに手間取ります。考えながら読んでしまう。
エピソードもシンプルで、イラストも可愛いですが、一緒にいろいろ考えてしまいます。人間の思想上切っても切れそうにない恋愛なネタもちらほらと。小さい頃のなにも恐れない好奇心なんかも振り返るのは酷く怖く感じますね。
靴の片っぽ無くしてからのシンデレラをもってきてきてそこからの タイトルの つぐない 。これはすごくうまいなぁ、と思いいつついろいろ考えました。
答えはいつだって、ありがとう と ごめんなさい でした。変わらないことだ。
他にもいろいろ思うことがありました。みんなてちゅがくしてみてください。
Posted by ブクログ
哲学(てちゅがく)漫画の第三巻。
登場人物が増えたことで、空さんから離れたエピソードが多くなってきたな、という印象。作品自体の世界の広がることでエピソードに膨らみを持たせられる反面、空さん視点の話が減ってしまうことに一抹の寂しさを感じる。
個人的に「ことば」と「にちようび」は、ちょっと捻りが強くてムツカシかった。空さん理論全開の「こどく」と、ほろ苦い「つぐない」が好き。
それにしても、こういう視点からのエピソードを連載で描けるというのが凄い。どうやってアイディアを生み出しているのか、まったく不思議である。