【感想・ネタバレ】縄文人に学ぶのレビュー

あらすじ

縄文を知らずして日本人を名乗るなかれ。私たちが旬の味覚を楽しむのも、南向きの部屋を好むのも、鍋料理が恋しくなるのも、主婦が家計を預かるのも、玄関で靴を脱ぐのも、家々に神棚や仏壇を祀るのも、みなルーツは縄文にあった! 驚くほど「豊か」で平和なこの時代には、持続可能な社会のモデルがある。建築学者でありながら、縄文研究を三十年来のライフワークとしてきた著者が熱く語る「縄文からみた日本論」。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

近年「縄文時代」が見直されてきている。弥生時代に比べて圧倒的に長いこの時代は、教科書では弥生人に取って代わられた、劣った時代であったとされているが、どうもそうではないらしい。思ったよりも文化的で、現代の日本の文化に繋がる様々な風習がこの時代にすでに生まれていた形跡があるようだ。少々我田引水的で強引な説も見受けられるが、読み物として読んでいて楽しい。アメリカ先住民、アイヌなどに共通するその文化は、なにしろ1万年以上も続いたというからすごいものだ。

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2013年08月28日

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