あらすじ
【『想い』を遂げる。それが、真髄――――――。】
迷宮都市オラリオ──。そこは『ダンジョン』に名誉や富を求め、死と隣あわせの探索に挑む冒険者が集う街。一人の冒険者志望の少年ベル・クラネルは、この街で小さな女神ヘスティアと出会った。ベルは、挫折、恐怖を乗り越え、真の英雄になれるのか──。外伝『ソード・オラトリア』も絶好調のGA文庫の超人気ライトノベルをアツくコミカライズ!! ダンジョン18階層『迷宮の楽園』に何とか辿り着いたベル達一行。身を案じ、迷宮探索を強行したヘスティアとも無事に再会を果たし、久しぶりの安息が訪れた。それも束の間。ヘスティア拉致事件が発生!! 救出に向かったベル達。そこに、さらなる危機が…。未曾有の惨劇と呼ぶにふさわしい出来事に、ベルは──。『冒険者の真髄』に触れるコミカライズ版『ダンまち』第9巻!!
(C)Fujino Omori/SB Creative Corp. Original Character Designs:(C)Suzuhito Yasuda/SB Creative Corp. (C)2017 Kunieda
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Posted by ブクログ
読書録「ダンジョンに出会いを求めるのは間
違っているだろうか9」3
原作 大森藤ノ
漫画 九二枝
キャラクター原案 ヤスダスズヒト
出版 スクウェア・エニックス
p160より引用
“ダンジョンは憎んでいるのさ
こんな地下に閉じ込めている神々をね”
目次より抜粋引用
“奇跡の対面
修羅場
事件はこうして起こった
事件は難儀な展開に!?
過去と現在”
ダンジョンが存在する世界で、強さと富を
求める少年を主人公とした、ファンタジーラ
イトノベル漫画化作品。
他パーティに囮にされ、ダンジョンの奥の
安全地帯へと難を逃れた主人公達。憧れの人
が所属するファミリアに、仲間共々助けても
らうことが出来…。
上記の引用は、ダンジョンの安全地帯で起
きた異変と、神についての関係を語る、神・
ヘルメスの台詞。
永く生きる暇つぶしのために、地下に閉じ込
め続けるようなことをしていたら、そりゃま
あ恨まれて憎まれるのも当たり前でしょう。
邪悪な事ですね。ギリシャ神話でのヘルメス
は、人にとって多くの有益なことを司ると同
時に、詐術や盗人の神でもあるとのこと。こ
の台詞を語るにはもってこいなキャラクター
なのでしょう。
一歩一歩憧れに近付く主人公・ベル、彼の
歩いた一足が道となり、その行く先がいつか
物語として語り継がれることになるのでしょ
うね。
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