【感想・ネタバレ】放課後さいころ倶楽部 14のレビュー

舞台は京都のとある町。
引っ込み思案の美姫、天真爛漫な性格の綾、ボドゲマニアにしてショップ店員の翠、ドイツ出身の金髪美少女エミーリア。彼女たちは今日も、卓上で繰り広げられる青春を謳歌する―。

テレビで特集されたりボドゲカフェが流行ったりと、日本でもここ数年で幅広い世代の人たちに親しまれるようになった遊びのジャンル「ボードゲーム」(略して「ボドゲ」)。
この作品には、そんなゲームたちがたくさん出てきます。作中では翠ちゃんが毎回インスト(ルール説明のこと)をしてくれるので、知らないゲームでもすいすい読んでいけますよ♪ むしろボドゲ入門者にこそ読んでもらいたい! そしてボドゲ―マーは翠ちゃんのインスト技術必見です。
内容も心が温かくなるお話ばかり。ボドゲは単なる遊びじゃなく、プレイを通じて心と心で対話する大切なコミュニケーションツールなんだなぁ、と。思わずジーンとします…。翠ちゃんのボドゲ金言も多いこと多いこと…。ですが、なんといってもエミーが本当に天使です、カタコト金髪巨乳美少女、もうこれだけで役満です、最高。
そして、青春物で外せない恋愛方面では、とにかく男子たち・田上君や吉岡君の片思いがイイ! 健気でウブで、見てるこっちが思わず「あ、これ尊いやつ」とつぶやいてしまう…好きな子とゲームして目が合ってドギマギするとかなんだよそれそんな青春したかったわorz
ボードゲームを通して日々成長する彼ら彼女らの姿を、どうぞその目で見届けてください! なんと各話の終わりには、プレイされたゲームの商品紹介コラムがあるので、「実際に遊んでみたい!」という人にも親切な仕様です♪(そしてそのままボドゲ沼へ…(^^)/)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年03月24日

 この漫画に限らず、昔から違和感があった表現が・・・カードゲームやTRPGまで「ボードゲーム」と呼ぶスタイル。
 それこそ何十年も前からそう呼ぶ風潮はあった。
 あったけど、当時から違和感あったし今もある。
 ボード使ってないやん。
 わたしにとって、ボードゲームとカードゲームは別物。
 ひとくくり...続きを読むで語りたいときはアナログゲーム(アナゲー)という呼称を採用している。

 そして、今巻のメインは「文化祭」という事になろうか。
 以前より、物語とゲームの乖離が気になるし、正直文化再編の物語の流れは不自然さを感じないでもないけれど・・・これをさせたいがためなら仕方がない。
 そして、かろうじてアナログゲームではあるし、部分的に確かにボードゲームの文法でもあるけれど・・・。
 リアル系脱出ゲームまでが「ボードゲームの一形態」として登場する。
 
 まぁアナログゲーマーにとって、ゲームの楽しさが伝わればそれが一番ではあるんだけどね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月11日

【取り扱われたボードゲーム一覧】

バックギャモン
ラビリンス
リアル型脱出ゲーム
ウボンゴ

竹笠さんと吉岡くんの恋の行方にドキドキ
バックギャモンの最初はやってもようわからんけで
知れば知るほど面白さを知るという
ボードゲームのあるあるを用いて
心の有り様を表現したのは凄いと思ったし、
すんなり...続きを読む心に染み込んできた。

ラビリンスやウボンゴを題材にした
文化祭のストーリーも凄く面白かった。

もうボードゲーム全部欲しい。

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購入済み

古典と最新の両ゲーム収録

2019年11月24日

収録1話目は、おそらく今まで登場したゲームで最古のものではないかな。
そして後半は、ここ数年ですっかり普及した、あのゲームが登場します。
私もそういったゲームの作成に関わったことがあり、面白く読めました。
逆に言えば「面白いボードーゲームを知りたい」というために読んでいる人には物足りないかもし...続きを読むれませんが
各キャラクタの頑張りが見れるエピソードでもあるので、おすすめです。

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Posted by ブクログ 2019年05月22日

●『バックギャモン』『ラビリンス』『ウボンゴ』。
●文化祭編。今年もボードゲームカフェをやろうとしたが、生徒会から去年より割り当てられた教室が増やされ、かつ集客を増やせないなら許可できないと言われる。条件をクリアするための出し物のアイデアに苦慮するが……。

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