あらすじ
累計14万部「!」シリーズの天才作家が書き下す新感覚ホラー!
【あらすじ】
あと一年で失明する女。就職活動を開始した男子大学生。蚊に刺されやすい男。初体験を空想する女子高生。ブスだと気にするOL。夏休みの宿題を始める少年など……彼らは一様に「日記」をつけ始める。誰もが「フツウ」のフリをしながら、他人には言えない秘密を抱えている。やがて妄想が彼らを支配し、穏やかだった日常を破壊していく。
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Posted by ブクログ
帯にある「あなたは自分が狂っていないと自信を持って言えますか?」という言葉に惹かれて、購入しました。
『18禁日記』というタイトルから、最初はエログロの作品かと思っていましたが、特にそんなことはありませんでした。が、表紙は真っ黒で不穏さ全開。
最初の1ページ目には、日記を書くと思考が整理されるとあり、日記を習慣化している私にとって首がもげるほど共感しました。
しかし読み始めるとその不穏さの正体が露わになります。ゾッとするような、正直かなり気持ちの悪い内容でした。(※褒め言葉です)
狂気的に書かれてはいるものの、人間なら誰しも、生きている中で一度や二度は経験している感情だと思いました。
読んでいて自分の過去を振り返り既視感を感じる場面もあり、「自分もおかしいんじゃないか」と、あとからじわじわ気づいてしまうあの不気味さがリアルで、面白かったです。
特に印象的だったのは最後。
読み終えたあとも、その問いが頭から離れず、じわじわと余韻が残りました。
Posted by ブクログ
色んな人の日記やブログの話で、短編でスラスラ読めました。
展開を読めてしまうお話もありますが、どの話も狂っていて、少し後味が悪いです。
少しホラーチックな作品が好きで、淡々と読みたい人にはいいと思います。
個人的には、「Rの詩集」というお話が良くも悪くも印象に残りました。