【感想・ネタバレ】百万両の密命(下)~新九郎外道剣(九)~のレビュー

あらすじ

甲府城の金蔵から50両を奪い逐電した本田多十朗を討つため、柴新九郎は黒川金山・奥之瀬に向かった。奥之瀬に辿り着くや、新九郎への討手が現れる。そして、衝撃の事実が判明した。密命は、勤番支配の奸計だったのだ。捕縛を免れた新九郎は、江戸に舞い戻り、勤番支配の謀略を暴く! 自らの出生に煩悶し続けた外道・新九郎の「旅路の果て」は――。シリーズ堂々完結!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

正直、第1巻から第5巻までの流れは、今までにはない新鮮な感じがした。第6巻辺りから新九郎に起こった変化は、目明し朝吉と同様に私も奇妙な感じにとらわれたが、納得できないものではなかった。しかし、正直違和感を覚えたのも事実であった。この第10巻のクライマックスでは、外道だった頃があったからこそすっきりする。ラストシーンでホッとするのは私だけではないと思う。

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2013年08月14日

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