【感想・ネタバレ】ギリシア神話(2)のレビュー

あらすじ

大神・ゼウスによって、不死の神々と人間たちの調和した世界がもたらされた。感情豊かな神々は、人間たちと次々に恋におちるが、強大な力を持つが故に、選択を誤り苦しみ神もいた。羊飼いのエンデュミオンに恋した月の女神・セレネはゼウスに永遠の若さを願うが……。哀しみ、愛、怒り、喜びの感情に彩られた、神々の悲喜劇を里中満智子が描く

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Posted by ブクログ

神話は、トンデモ設定とキャラで楽しませるものでは無いこと再認識。取り敢えず凄い神(ゼウス)の子にしておこうとした人達が大勢いたのか、いくつもある国に対して権威を示す為だったり、その時の状況を神話で例えてたりしたのかも。
インドのヒンドゥー教もだけど、その時の統治者の都合がいいように宗教を利用していたのだろうな。だから、興味深い。

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

人間を愛してしまった神たちは自分たちの我がままから学んだ。
月の神セレネは人間である羊飼いのエンデュミオンに恋した。だけど、人間は年老いてあっというまに美しさを失って、自分が虚しくなることが分かっていた。セレネはエンデュミオンが美しさと若さを失わないようにゼウスに頼んだ。するとゼウスはエンデュミオンの老化を防ぐため、彼を眠らせ続けた。エンデュミオンは美しさと若さを保ったままだが眠り続けたので、セレネは会話も出来ず、喜びを分かち合うことも出来ない。虚しい。
曙の神、エオスは人間の男、ティトノスに恋し、ゼウスに頼んで、ティトノスに永遠の命を与えてもらった。が、しかしここに誤算があった。“永遠の命”は約束されたが“不老”は約束されなかったのだ。ティトノスはよぼよぼになり、干からびてしまったが、永遠に“死”は来ず、エオスにも忘れられたようだ。神は身勝手。
アポロンも人間の女性、シビュレに恋し、彼女の手に一握りの砂を握らせ、「この砂粒の数だけの年齢を与えよう」と約束したが……。やっぱり、“長生き”しか与えなかったため、残酷なことに。
「恋は理性じゃないから仕方ない」と神は悟ったみたいだが、ギリシアの神々に理性ってあるのかな?

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2022年07月22日

Posted by ブクログ

ゼウスさんが権力を確立して、とにかく嫌がる相手だろうが何だろうが、美女を根こそぎ自分の欲望の相手にする巻。

奥さんであり姉でもあるヘラさんは、ゼウスさんを嫌がっている相手だろうが、なぜかゼウスさんではなく相手の美女にことごとく嫌がらせをする。

不倫した旦那を責めるんじゃなくて、旦那がムリヤリ押さえつけて欲望を遂げたような相手まで痛めつけるのっておかしくない?

現代でも不倫した相手の女性ばかりを責める奥さん方がいるえれど、そもそもは旦那のせいでしょ?
昔からこのおかしな構図は変わらないんだな…。

けっこう男性の神は自由気ままで、神ではない美女たちは、ことごとく女神たちの嫉妬で不幸せになっていくギリシア神話なのでした。

太郎「たった1回の関係でみんなお子ちゃまを生むんだね。そういう男性が「強い」ってことで、ギリシアでは神になったのかね。」

らじママ「この巻一番の名セリフは『ゼウスは懲りない』だな!」

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2016年12月30日

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