【感想・ネタバレ】リトル・フォレスト(1)のレビュー

あらすじ

スローフードって楽じゃない。手間ひまかけて、汗かいて。だけど、そうやって辿り着いたひとくちには、本当の美味しさが満ちているのです。都会から生まれ故郷の小森に戻り、農業を営むいち子。四季折々の収穫に舌鼓を打ちながら、彼女は自分の生き方を模索する――。当世きっての漫画家が描く、本物のネイチャー・ライフ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

リトル・フォレスト(1)

映画化された原作本。竹蔵が出たら必ず買う漫画家五十嵐大介氏のものですが、何故か積ん読の山に積まれていました。映画化の機会に引っ張り出して通し読み。
何故か女の子(といっても二十歳後半くらいか?)が小森と呼ばれる山の中で自給自足の生活をする中で、食べ物に焦点を当てて各話が描かれます。自然、近所づきあい、動物たち、植物たち、そして作物。
物語が進んでいくにつれて、ちょっと屈折した主人公の過去と現在の心中が少しずつ漏れて来ますが、普通の物語と違って、それ以上は説明されません。
想像がどんどん膨らむところは、上質な小説を読んでいるようです。
そういった仕掛けはともかく、食べ物のおいしそうなこと。そして、穏やかな毎日と厳しい自然。
映画はまだ見ていませんが、このとりとめも盛り上がりもないマンガからどういった物語を作ったのかはちょっと気になります。
そのうち料理をまねて作って見ます。

竹蔵

0
2025年10月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人物こそフィクションだろうけど、生活はとてもリアル。
夏は蒸暑く、冬は雪が積もり寒い。
過酷な生活環境。
でもそこで暮らす人々は昔からの知恵だったり、現代の道具だったりを駆使して暮らしている。昨日も今日も明日も変わらないようで、ゆっくりと変化している。
主人公が女性だからか華がある、気がする。

0
2012年12月14日

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