あらすじ
海辺の小さな街での生活に慣れてきた時子。人魚は、この街の海に存在すると信じている。もう一度、会うことができるのか? 季節は夏、鍵を握る「海つ霊祀り」が近づいてきて……。
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Posted by ブクログ
のどかな海辺の街に無邪気な子供たちがいる風景に、時子や鳴海が抱える想いがとても切ない。二人の想いは、町や大人たちが重大な秘密としてきたことに通じていて、その秘密を受け入れて、すべてを肯定する二人を、素敵だなと思いました。どんどんと話が展開していって、息を止めて読み入ってしまいました。時子ちゃんと鳴海君の今後を見てみたかったです。著者の次回作に期待します。
Posted by ブクログ
独特の世界観、2巻できっちりまとまって完結。人魚の言い伝えがある小さな海辺の町を舞台に、小学生たちの日常におこるさざなみが描かれている。
不思議な余韻が漂う作品だった。
この作家さんの漫画は、追い続けたくなる。シリウスと繭でみせた純愛とはまた全然違う表情が今回読めたので次回作もたのしみ。