【感想・ネタバレ】物語 スペインの歴史 海洋帝国の黄金時代のレビュー

あらすじ

キリスト教国の雄スペインは、カスティーリャ、アラゴン両王国の婚姻により成立した。八世紀以来イベリア半島を支配したイスラム勢力を逐い、一四九二年、レコンキスタを完了。余勢を駆って海外へ雄飛し、広大な領土を得て「太陽の没することなき帝国」の名をほしいままにする――。国土回復戦争の時代から、オスマン・トルコとの死闘を制して絶頂をきわめ、宿敵イギリスに敗れて斜陽の途をたどるまでを流麗な筆致で描く。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

網羅的なスペインの歴史書ではなく、タイトルにもあるように物語としてスペインの側面を見ていく本。

終盤にもあるように、情熱の国というイメージだけではないスペインの苦悩の歴史を垣間見た気がする。西欧史でも辺境の位置にあり、世界史でも中世以外ではあまり注目されない(?)スペインだが、さらにその歴史を知りたくなった。

『能天気な観光ポスター的標語はもういい加減に破り捨てなければならない。スペイン人はそれほど気楽な人たちではない。もっと真摯で寡黙、そして働き者である。』

0
2025年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかった!だけどアプスブルゴ終わったあとほぼボルボーンすっぽかしていきなり近代に入ったのには辟易しました。
副題が『海洋王国の黄金時代』だから仕方ないんだろうけど( ̄ω ̄;)

0
2011年05月23日

「学術・語学」ランキング