あらすじ
〈氷と炎の歌5〉黒の城では総帥ジョン・スノウが、迫りくる〈異形〉への対抗策を模索し、さらにその北方では、ジョンの弟ブランが〈三つ目の鴉〉のもとへと……ローカス賞に輝く歴史巨篇第二巻
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Posted by ブクログ
話の筋が、なかなか進まなくても読者の興味をそらさないですねぇ。
ティリオンとモーモントの道中とかマンダリー公の言い分とか、デナーリスへの陳述とか。
「そんなに詳しい叙述って必要?」と思いながら、興味深いキャラクターなのでやはりグイグイ読めてしまいます。
ドーンの三姉妹も動き出しましたね。これ以上重要人物が増えて、7部作で完結するのでしょうか。
Posted by ブクログ
次でとりあえず終わりですか…。
ジョンも苦労しているし、あれはアリアじゃないよなー、と分かっているだけに哀れな…。アリアがあんなとこでそんなことやってるとは思うまい。
スターク家の子供たちはロブ以外みんなパワフルに生きてますな。願わくば、もう脱落者でませんように。そういえば、リコンも今後マンダリーあたりに巻き込まれちゃうのだろうか…。
Posted by ブクログ
第1部から言われ続けていた「冬来る」が、ついに現実のものとなった第5部2巻です。
物語は北のウィンターフェルを巡る各々の思惑が交差する中、冬の到来により、極寒と飢餓に苦しめられつつある様子が描かれています。
今回は、リバーランド付近の物語が少なかったので、南部の状態は分からないのですが、戦争で収穫前の畑を焼け野原に変えて来たツケは、今後の展開で回ってきそうな予感がします。
一方、海の向こうの土地では、デナーリスのミーリンに向けて、登場人物が集合しつつあります。
政略結婚と恋愛の間でうだうだしているデナーリス・パートですが、うだうだの合間に裏切りがあったり、ある人物と顔を合わせたり、バリスタンの重要なセリフがさりげなく入っていたり、所々にはアクセントがあります。
ティリオンの旅も、まさか?の道連れが出来、今後の展開が気になります。
重苦しい展開の中で、アリアパートは清涼剤的存在です。
どんな境遇にあっても、決してめげず、折れず、諦めず、自分の糧として成長するアリアの姿は、読んでいてホッとさせられます。
登場人物のほぼ全員が「え?ここからどうするんだ?」という状況なので、続きが気になります。