【感想・ネタバレ】フランス現代史 英雄の時代から保革共存へのレビュー

あらすじ

パリ解放とドゴールの凱旋によって出発したフランスの戦後には疲弊した経済の立て直し、植民地解放運動への対処等課題が山積していた。とりわけアルジェリア紛争は国内分裂を招きかねない危機であった。これを乗り切ったドゴールの指導力も、五八年五月の学生反乱を契機とする変革の波には抗し切れなかった。高度産業社会は伝統的価値観も転換させたのである。英雄の時代からコアビタシオン(保革共存)へ向かうフランスの試行の足跡。

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Posted by ブクログ

パリ解放からシラク政権までの約半世紀にわたるフランス現代史についてを解説しています。首相と大統領が併存して、なかなか分かりにくいフランスの政治制度もこの一冊で分かったような気になりました。

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2011年11月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
パリ解放とドゴールの凱旋によって出発したフランスの戦後には疲弊した経済の立て直し、植民地解放運動への対処等課題が山積していた。
とりわけアルジェリア紛争は国内分裂を招きかねない危機であった。
これを乗り切ったドゴールの指導力も、五八年五月の学生反乱を契機とする変革の波には抗し切れなかった。
高度産業社会は伝統的価値観も転換させたのである。
英雄の時代からコアビタシオン(保革共存)へ向かうフランスの試行の足跡。

[ 目次 ]
第1章 フランスの解放とドゴール臨時政府
第2章 第四共和制の成立と展開
第3章 ドゴール時代
第4章 ポストドゴールの第五共和制
第5章 ミッテラン時代
第6章 シラク時代

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年04月03日

Posted by ブクログ

ミッテランとコールの蜜月な関係が欧州統合のイニシアティブに繋がった。
戦後のフランスの歴史について。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

フランス革命(1789)を境にややこしくなるフランス史で、なおかつ管理人が苦手とする現代史の本です。この本は、第2次世界大戦(1939-45)よるナチス・ドイツによる占領(ヴィシー政府を含む)からの解放から第4共和政(1946-58)・第五共和政(1958-現在)のシラク前大統領までを中心に書かれています。この時代のフランスの中心はやはりド・ゴールだと改めて思い知りました。歴史専門の方が書いた本ではありませんが、よくまとまっていて良い本かと思います。

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2009年10月04日

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