あらすじ
江戸には江戸の文化を成熟させた先人がいた。その果実は、現代と全く異なる味わいがあるからこそおもしろい。著者は、江戸の文物を部品に一人乗りのタイム・マシーンを組み立てて江戸観光を企てる。着いた時代は伝統の「雅」と新興の「俗」の両文化が見事に融和した壮年期の江戸。中央はもとより地方にも足を延ばし、一癖も二癖もある多彩な人々を訪れ、出版事情を探り、文人大名の蔵書も拝見。まずはこれを評判記に刻んで御報告の仕儀。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
江戸には江戸の文化を成熟させた先人がいた。
その果実は、現代と全く異なる味わいがあるからこそおもしろい。
著者は、江戸の文物を部品に一人乗りのタイム・マシーンを組立てて江戸観光を企てる。
着いた時代は伝統の「雅」と新興の「俗」の両文化が見事に融和した壮年期の江戸。
中央はもとより地方にも足を延ばし、一癖も二癖もある多彩な人々を訪れ、出版事情を探り、文人大名の蔵書も拝見。
まずはこれを評判記に刻んで御報告の仕儀。
[ 目次 ]
一人乗りのタイム・マシーン
1 江戸的文化
2 江戸の中央と地方
3 廓の素顔
4 箸休め
5 伝記屋開店
6 和本礼賛
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]